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競馬コラム「地獄の沙汰も3連単」「WIN5 実録 二億円事件簿」アーカイブ
サンケイスポーツ関西版に競馬コラムニスト・北野義則が書き下ろしたコラム「地獄の沙汰も3連単」「実録 二億円事件簿」のアーカイブ。よろしく! 本編サイト「北野義則の秘密の館」ではシークレットメンバー募集中。よろしく!! http://www3.ocn.ne.jp/~manbaken/
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2006/03/18

 今週、多くの大学生を集めて就職面接の技能アップに取り組む番組をやっていて面白かった。

 最近は就職研究サークルなるものが各大学にあり、番組にも、そこに在籍する終始笑顔の学生が出ていた。一番採用したくない学生である。

 大事なのは「就職後」であり、「就職術」を研究した人など要らないからだ。彼らは就職そのものが目標だから、そこでゴールして終わってしまい、社員としてロクに機能しない。現実に大手マスコミにはそういう若者が結構いて、上司たちはよくボヤくのだ。

 今、多くの企業が学歴より性格テストを重んじる傾向にある。それ自体は正解だと思うが、受験者はどの企業の試験でも同じ項目に○をつけるから、同じ学生ばかりが複数の内定をもらうのだ。今後、そのテストを研究する学生が出てくるだろう。本末転倒である。

 学生に馬券を買わせてみて、穴馬探しの発想と潔さと危機管理能力を試した方がよっぽど参考になると思うのだが、暴論か?

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2006/03/11

 相変わらず政界はペテン師どもの巣窟だが、自民党が取り組んでいる唯一ほめられる施策が「カジノ合法化」である。

 いくら警察の金ヅルだと言っても、パチンコを認めてカジノを禁止する日本の法律は大パラドックスだ。なんでわざわざ韓国まで行かされるのか。そろそろ疲れてきたのだ。香港もカジノ天国だし、シンガポールも去年解禁。タイも解禁間近である。アジアで後れをとっているのは日本だけだ。恥ずかしい。

 こういう話になるとすぐ治安とか教育環境とか言い出すアホどもが必ずいるが、あれほど知的でオシャレな大人の社交場はない。体験してから言えよ。既にもっと俗悪なものは山ほどあるだろうに。

 ギャンブルで破綻する人が出るなどと言うアホなヤツもいるが、教育水準の高い日本人はもっと分別をわきまえているのだ。

 そもそもが、破綻するヤツはカジノがあろうがなかろうが、もうとっくの昔に競馬で破綻しているのである。ボクみたいに。
2006/03/04

 トリノ五輪が終わったが、まだ朝に寝る習慣は続く。どうしてくれる。

 カーリングを無性にやりたくなって調べてみたら、関西には競技場がない。なんじゃい。

 仕方がないので事務所の大テーブルで競技スタート。ストーンの代わりは麻雀パイだ。3人ずつ筒子チームと索子チームに分かれ、まず各チームの1人目が3筒と3索まで交互に3打する。3人目が9筒と9索を打ったら1エンド終了である。弾き出したりガードしたり、テーブルを磨いたりと、ルールはまるまるカーリング。ただしホールディングの反則があるけど。

 たまにスーパーショットが炸裂し、大笑いできる。先を読む知的さに加え、ビリヤード感覚で楽しめる大人の遊びで、超オススメなのだ。これを1点1000円でカウントし、スーパーショットにチップを与えて差額をチームで山分けしたりしてはいけない。

 老後の蓄えを考えると、競馬以外の娯楽をいくつ見つけられるかにかかっているような気がするのだ。

2006/02/25

 拙著「馬券練習帳PARTⅣ」が出回っとりますので、またよろしく。

 民主党はちょっと具合が悪い。あんなペラ1枚で公の場で私人を攻撃するのは大罪である。
 
 「自爆」という言葉は何やら物騒な響きがあるが、これからは自爆することを「永田する」と言い換えればどうか? 何やら和らぐのだ。「イラクで永田テロ発生―」とか。

 「裏を取る」というのは何事においても基本中の基本である。特にテレビに携わるボクらはこの部分に非常に敏感で、クイズ問題1つ作るのにも周到に裏を取る。自身の知識や記憶を過信するのは御法度であり、若い時からそういう習慣を付けられていたボクらはある意味、幸運である。
 
 青い永田議員もクイズ問題の作成作業からやり直すべきだろう。ボクに弟子入りすれば、効率のよい手法を教えてあげるよ。ついでに追及フリップの見やすい作り方も。
 
 というわけで今週は、馬券の「裏」でも取ってみたいと思う。何のこっちゃ。

2006/02/18

 トリノ五輪のせいで連日夜更かしである。収穫は、カーリングの女子チームの面々がみんな可愛かったということだ(なんじゃそら)。

 必至で見てしまったのはやはりスピードスケートだ。どうしても楕円上を走り回る競技に惹かれるのである。タイムレースだが、これは絶対に競馬に応用できるぞ。

 16頭立ての場合、まず1枠2頭が時計を競う。続いて2枠2頭…8枠まで2頭ずつ時計を競い、最終的に時計上位3頭を3連単で当てるのだ。レースは8回見られ、たとえば千八ダなら15分は楽しめる。8枠のいずれかの馬が最後に逆転する展開もあるだろうから、大変な盛り上がりである。8回競ってもあくまでこれは「1鞍」であり、競馬法の盲点をつく大改革だ。

 競馬には展開や枠の優劣がつきまとい、純粋にその馬のポテンシャルを競う機会がない。馬券のシステムを変えずに、タイムレースという概念だけ導入して馬券を売るとは、名案である。どうせ外れるとは思うが。

2006/02/11

 夕刊Fに「めっけもん通信」というグッズ情報コーナーがあるのだが、いつもショボい物が多いなか、先週の商品にはかなり驚いたのだ。

 ユニバーサル貿易発売の「デジタルドッグトレーナー」というリモコン装置である。散歩中、愛犬に「待てっ」などと大声で叫ぶのが格好悪い飼い主は必携だという。ボタンを押せば犬にだけ届く超音波が流れ、これを聞かせながら「待て」を繰り返し教えた後、道端で押すと犬が待つというのだ。他に「おすわり」「吠えるな」など8種類を使い分けることが可能らしい。魔法である。

 もう、文脈がどんな展開になるか想像できると思うが、これを馬に悪用する。ゴール前で「そのままっ」の態勢の時、突っ込んできそうな3番手の差し馬に向けてこの「待て」ボタンを押し、馬券が1着3着になるのを阻止するのである。逮捕覚悟で。

 ついに超音波まで頼りますか…。馬券を買いそうな自分に向けてボタンを押したほうが早かったりして。

2006/02/04

 競馬中継のパドック担当ディレクターをやっているS本に最近、初仔が誕生した。本人は漢字の「谷」みたいな顔をしているのだが、嫁サンは美人タレントである。子どもはそっちに似たので助かりよった。やはり男の子には母系の血が強く出るのである。

 で、それを機に、ボロボロだった馬券が急に当たり出したというのだ。

 だいたいみんな同じことを言うのである。子どもができたら馬券が当たり出すのは不思議ですわ。神さんの祝福ですかね…などとホザきよるのだ。

 そしたら、横にいた同じく新婚で馬券ボロボロのディレクター・O田が、「ボクも早めに子ども作って神のご加護を頂こかなあ」などとホザき出しよった。

 おまえら、アホか。何でおまえらを神さんが祝福せなあかんのよ。それは、子どもができ、無意識のうちに馬券を節制しているのである。だから勝てるのだ。

 馬券人間には、そのぐらいの大きなきっかけがいるのだ。ボクも作ろかなあ。
2006/01/28

 夕べ、弟子らとボクの5人で麻雀を打ってたら、いきなり2位になって抜け番。退屈なので後ろから「もっとデカイの狙わんかい」などとチャチャを入れてたら、「先生がうるさいからアレでもやらせとけ」ということになり、弟子4人が麻雀やってる横で、ボク1人がインターネット麻雀をやらされる始末である。

 ところが、こいつが面白い。ウソみたいないい手でビシバシあがれるのだ。夢中になっているうちに1回放ったらかしにされたが、次に入った時に大負けのドボン。本物でもネット麻雀の感覚で打っていたからである。ヤツらの陰謀だった。

 文末にアドレスを紹介してもらって言うのもなんだが、ひょっとしてインターネットなんて出てこなければよかったかもしれん。今回の騒動で、株の意味も知らんド素人の若者たちが投資家を気取って大損したのもネットのせいだし。

 代替開催の月曜に、仕事しながらいつの間にか馬券でボロ負けしてたのもネットのせいだしね。
2006/01/21

 早くも金杯の払戻分が底をついたのだ。ほうぼうにあった借金の返済にも充てたけど、あの大金をどこでどう使うのかと思うね。他も何だかんだと獲っているのに。

 年頭、若いもんに「点数を絞るから3連単が獲れんのや。今年は手広く張れ」と吠えたのが裏目に出て、恐怖のメールが届くようになったのである。

 「次の9R、この穴馬から100円流したいんスけど、50円乗りません?」と来るのだ。手を広げたいが金が足りず、半分受け持てというわけである。弟子の予想だし断ればしまいなのだが、当たると惜しいから乗る。で、負けるのだ。

 この前なんか「80円乗りません?」と来やがった。「もし100万馬券が来たら、貴様の取り分は20万しかないぞ」と言ってやったら、それで十分なんだそうである。リスクを減らしたいんだそうだ。8割て、ほとんどわしがリスクを背負うようなもんじゃろが。でも当たると悔しいからまた乗る。ビョーキである。金が貯まる道理がないのだ。
2006/01/14

 年明けにいきなり運が好転し、金杯の3連単ゲットを皮切りに、地獄の4日間を3勝1敗で乗り切り、抜群のスタート。

 どう考えても不思議なのだ。秋に箕面の勝尾寺で勝ち運守りを買ってもダメだったし、コパさんにもらった干支(酉)の置物も関係なかったし(置き場所が悪かったのね)。

 正月に家族で天満宮へ参詣したら、帰り道で待ち受けていた帝国ホテル行きの無料バスに詰め込まれ、到着して福引に挑戦。1等が何と、コパさんの戌の置物であった。笑いをこらえつつ2等の商品券を狙い、空くじ。2階で宿泊券が当たるカジノをやっていて、熱くなって8000円もスってしまう。要するに、天満宮も関係ないのだ。

 となると、アレだ。家のタンスが限界に達していたので、金杯直前の4日、かなり高額のタンスを買ったのである。それを競馬の神様が見ていてくれたのだ。

 今年は「先にデカイ買い物をすると気合が入って馬券が当たる」法則でいくのである。罠だったりして。
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