2007/03/31
モーニング娘。の加護亜依がまたたばこを吸ったとしてクビになった。どう考えてもかわいそうである。
喫煙で謹慎中に喫煙したということは、もう病気なのだ。分かっちゃいるけど、やめられない(合掌)のである。ニコチン中毒者の気持ちは、ボクのように同じ病気で苦しむ者にしか分からんのだ。
ボクが所属事務所の社長なら、クビになんかせず、彼女を喫煙大使に任命して禁煙キャンペーンの旗振り役で全国行脚させ、イベントでボロもうけする。惜しいのである。
「亜依と一緒にタバコやめませんかあっ。達成した人は亜依と1泊デートよっ」。若者なら、やめるに決まっている。
ついでに、馬券で大ケガしたタレントに、禁馬大使をやらせる。
「みんな今日から禁馬だあっ。ペールギュントが何で来たかって? 分かるわけねえよっ。そんなアテモンに金突っ込むお前らって、バカだぜっ」
自分が一番適役だったりして。
競馬好きのちょいワル親父15人でなるサークルの、年に1度の会合があり、浜名湖の弁天島まで遠征した。
メンツは東京組と大阪組が半々なので旅費を平等にするため、開催場所はいつも中間地点の静岡である。
今は出版と番組と塾の準備で超多忙なんだが、温泉に遠州灘で獲れたフグとアワビのコース料理だと言われれば、行くしかございません。
原稿用紙持参で出かけたのに、結局、朝まで麻雀。そのままとっとと帰ろうと支度していたら、浜名湖競艇か浜松競輪かオートがあるから、北野さんもぜひと言われる。いえ仕事が溜まってるもんで…、と断れないというか、断らないところが偉いぞと自分を褒めつつ、浜松駅で調べたら、どこも場外発売しか行われておらず計画はオジャン。ちゃんと日程をリサーチしておけと幹事が袋叩きに遭っていた。
こいつら、どれだけのバクチ打ちやねんと呆れつつ、この会も14年を迎えて情けない。l
本州最南端の串本に釣行した。同行者はOBCドラマティック競馬の司会者・西村寿一氏。お互い、車はあるが、「串本ぐらいの距離なら私が運転しますよ」などとはどちらも言い出さず、結局、特急列車の旅である。
ボクは生きたアジを針に刺し、泳がせ釣りで50センチ近いヒラメを釣り上げ、どてかいカワハギを追加して高級お刺し身セットを早々にゲット。さらに高級魚のハモまで追加したところ、それはウミヘビだからすぐ捨てろと西村氏が言う。いくらリードされてるからって、人が釣ったハモを見てウミヘビはないだろう。2人でもめた揚げ句、釣り場から船頭に電話して判定を委ねると、多分ウミヘビだと言う。納得いかんので持ち帰り、図鑑で調べたところ、ダイナンウミヘビという名のとんでもない怪獣だった。アドバイスは素直に聞くもんだ。
帰路、競馬で痛めた肉体を釣りで癒す素晴らしさについて、しみじみ語り合った。さあ、また競馬だ。
弟子全員と毎週休まず1着馬当てゲームをやってるんだが、絶対に勝てん。昔、先生にはとても歯が立ちませんと完全に白旗を挙げていた者どもが、今や穴予想の鬼である。
単勝50倍程度の穴馬を当てたところで皆当てとるし、そこへさらに20倍を当ててリードしたところで、後半に出た40倍を当てた奴に差し切られたりするのだ。えらいもんで、師匠に穴馬予想ばかりさせられると、巧くなるのである。史上最強とまでは言わんが、日本屈指の穴予想集団だと言っても大丈夫だ。
で、すんませんが、ここから宣伝。そんな集団に加わりつつ、真剣にディレクターか放送作家になりたいという人は、わが我流塾2期生募集に応募するように。1期生は各局で活躍中で、経営者は頼りないが講師の充実ぶりは好評だった。図書館並みの本と全自動卓完備。詳しくはHPで。
失礼。宣伝終わり。先週、紙面でオーシャンSの19万馬券を当てたので、何とぞご勘弁を。
2007/03/03
競馬番組プロデューサーの送別会に出席した。お世話になった方であり、番組の会議を中座して駆けつける。
競馬タレント・池山心の案内で向かった店は何とコスプレ焼き肉! 初体験だ。他の出席者は、いずれも他紙に立派な競馬コラムをお書きのN藤裕敬氏とN峯栄一氏。濃厚な面々である。
女の子が横に付き、肉を焼いてくれる。8人、全員ブス。きょうび、1人ぐらい小マシなのがいるもんだが、見事に全員ブスだ。チアガールのコスプレがつまらんので着替えてこいと命じたら別料金だと。しばくど。何着ても無駄な女どもが。
腹が立つので肉だけでもしっかり食ってやろうと思ったら、これが想像を超えるマズさ。「うまい肉はないのか」と女の子に文句を言うと、「この店マズいんですよォ」だと。お前らなあ、我らチョイワルおやじ軍団をなめとんのかっ。
店を脱出も、口直しに時間を要し、朝まで4軒ハシゴ。金はもういいが、池山心は許さん。
2007/02/24
瀬戸口調教師のラストウイークである。オグリにネオ、ラインクラフトにサムソン…。育てた名馬の名を挙げたらきりがない。
仲間うちで「セトレン」とたたえられた師の連闘策で、どれだけ穴馬券を獲らせてもらったか。馬券的にも痛い。
馬を早くおろし、強気に戦略的に、馬に試練を与えて強くする師の調教術は素晴らしく、腫れ物に触るように強い馬を小出しにし、競馬を盛り下げる調教師は見習うべきである。近代競馬もクソもあるかと言いたい。
今週でもどれだけ強気か。自分の花道は自分で演出する格好よさ。重賞に何頭出しまんねん。また、どれも馬券的にそそるところが憎いのだ。
オグリに魅せられて競馬に染まった人たちは、大きな節目を迎えることになる。この機会に師と一緒に引退するというのも粋な選択かもしれんぞ。
ボクみたいに、それよりズッと前からドップリ漬かってる奴には何の関係もない話だけど。
2007/02/17
月曜日、OBC「ドラマティック競馬」で穴馬スナイパーとして活躍するウチの田辺の結婚式がホテルで行われた。ウチの連中がちゃんと結婚式を挙げてくれたのは初めてであり、うれしくて泣けた。
女優の六車奈々さんが司会。佐川満男御大をはじめ、タレントさんや各局の競馬実況アナ、放送関係の要人ばかりが来てくださり、笑いの絶えない最高の宴であった。
みんな言っていたが、何か知らんけど、とにかくオモロイのである。花嫁があまりに美人だからかもしれんが、並んで座っている姿を見ているだけであれだけ笑えた披露宴は初めてだった。
むちゃくちゃ楽しみにしていたボクの主賓あいさつは30分を予定していたが、本人のたっての願いにより10分に短縮。しゃべりたいことが腐るほどあるのに、もう物足りないやら歯がゆいやら…。
馬券は今後、嫁サンの命令により、1日2000円で頑張るらしい。この結婚最大の収穫だ。
2007/02/10
かわいそうになってきたぞ、柳沢大臣。最初の発言は最悪だが、それがなければ、「子供2人は健全」発言なんて、みんな素通りしたはずである。実際、健全なんだし。
社民党の党首は「2人以上じゃなければ健全じゃないのか」とほえているが、そんなことは誰も言っておらず、揚げ足取りも甚だしい。頭のいい人だけに、本人も内心苦しいことだろう。かつてボクが構成していた報道番組では、女弁護士として切れ味抜群の発言をされるすてきな人だった。政治家なんかやめて株を上げ直してほしい。
小沢さんも含め、言葉の拡大解釈など、アラ探しでしか与党を攻められない陳腐な野党には失望である。
こうなったら、柳沢大臣に次の発言をしてもらうしかないだろう。「競馬をやらない人は健全。やる人は不健全」。ここまで言い切ってもらいたい。この不健全さがたまらないんですとまた反論されるだろうけど。
「あるある大事典」が大変なつるし上げに遭った。確かに、熱造はいいが捏造(ねつぞう)はいかん。血液検査がやりたくてテレビマンになったんじゃないという気持ちは分かるが、納豆の量を倍に増やした嫁サンに代わって成敗致す。ウソはいかん。
またそれを、視聴率を買収した局や、幹部に億単位の横領を許した局や、局アナがセクハラする局や、個人を誹謗(ひぼう)して敗訴した局や、宗教集団に放送内容を漏洩(ろうえい)した局や、公権力に屈して偏向編集した局がここぞと攻め立てるのはもっといかん。因果応報って知らんの? みんな目くそ鼻くそよ。そしたらあんた、アレとアレとアノ番組はどうなるわけ? 言わないけど。
新聞社も知らんよ。自分とこもサンゴを傷つけたり知事の発言を捏造したり他紙の盗用したり…(皆おんなじとこか)もうそのへんにしとけば?
競馬会も負けてないで「馬券を買えばやせる」とブチ上げたらどうか? ここに証人もいるし。
今、日本中で地下カジノ摘発の動きが盛んである。日本にもあるのね、結構。ボクの場合、わざわざソウルまで行って打ってるんだが、家宅捜索された難波の店を知っていたら、通い詰めて逮捕されていたかも。
昨年、マカオのカジノが売り上げ8400億を記録し、ついにベガスを抜いたんだと。9割以上は中国大陸からの客だそうである。チャイナ・マネー、恐るべしだ。かくしてマカオの税収の7割は賭博税。日本も早く合法化して、国の借金なんか中国の人たちに払ってもらったらいいのにグズグズすんなよと思う。そこで馬券も買えるようにすれば、博打コロガシなんかもできて何もかも平和である。
摘発された難波の店が恐ろしかったのは、金貸しの美女軍団が一角を陣取っていて、現金なしでもチップを張れるシステムが確立されていたことだ。もし競馬場でこれをやられた場合、その一角に近づかない自信がないのである。