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競馬コラム「地獄の沙汰も3連単」「WIN5 実録 二億円事件簿」アーカイブ
サンケイスポーツ関西版に競馬コラムニスト・北野義則が書き下ろしたコラム「地獄の沙汰も3連単」「実録 二億円事件簿」のアーカイブ。よろしく! 本編サイト「北野義則の秘密の館」ではシークレットメンバー募集中。よろしく!! http://www3.ocn.ne.jp/~manbaken/
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2010/05/29

 オークスは真っ先に切った2頭の同着であった。大外枠だし絶好のカモだと思ったわけだが、絶好のカモは自分なのであった。

  ど~も、いかん。何がいかんて、荒れると踏んでシコタマ突っ込んだレースに限って全然荒れないのである。レース仕分けが甘いんだろう。

 「仕分け人 妻に比べりゃ まだ甘い」というのが、先週発表されたサラリーマン川柳の最優秀作品だ。見事である。これをパロって、「仕分け人 荒れるレースも 仕分けてよ」なんてどう?

 かつて競馬番組で「ホ―スマン川柳」という視聴者参加コ―ナーを企画したことがある。今も憶えているのは、「POG ボクのサンデーだけ 走らない」という作品で、共感できて涙した。

 本紙でも募集し、もっとも泣ける作品に馬券プレゼントすればいいと思 う。サンプルとして、とりあえずボクの実話川柳を2作ほど。

  「ハズレ券で トランプ作り エコ博打」

  「社長だが 学生バイトに 金借りた」

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2010/05/22

 新聞では小さい記事だったが、先週末、驚くべき判決があった。雑誌広告のパチンコ攻略法を信じて大損した29歳の男が、掲載した雑誌社と広告会社を訴えて勝訴したのである。

 判決文がすごい。「攻略法が真実であればパチンコ店が多額の損害を被ることになるが、そうした状況は起きておらず、2社には広告内容を疑って調査しなかった過失がある」というものだ。

 競馬雑誌にも「そんなんで当たるわけないやんか」という広告が山ほど出ている。この判決が定着した場合、大損した読者に訴えられる危険が生じるので要警戒だ。

 となると、ボクの予想を載せてくれている本紙のことが心配である。大損こいた読者がボクを訴えるのは初めから覚悟しているが、サンスポさんに迷惑をかけるのは非常に不本意だ。

とりあえずはこのGⅠシリーズ、ダイワバーバリアンとヒカルアマランサスを的中させた。普段ならいちいち書かないんだけど、今回だけは念のため書くのである。

2010/05/15

 ユニークなアンケート結果が公表された。 東京スター銀行が全国の夫に「妻にしてほしくない節約方法は?」 と質問したところ、1位は「スーパーのポリ袋を大量に持ち帰る」。 以下、「風呂の水を2回使う」「1円でも安い物を探してスーパーをハシゴする」の順であった。

 まったく同感である。 それでも妻という人たちの多くは、「文句あるんなら稼いでこいよ」という反論はしない。夫の収入に関係なく節約するからである。体に染み込んでるんだろう。そして、安く買ったことを自慢するのだ。特に関西の女性は、「買い物上手」が最高の勲章なのである。

 うちは中流以下だが、 嫁ハンは一応、社長夫人だ。社長夫人がスーパー4軒もハシゴするなよと言っても聞く耳を持たない。裏で夫が馬券にザブザブ金を使っていることも、ある程度は知っている。それでも、自分は買い物上手なんだそうだ。

 馬券も買い物である。 ひょっとして嫁ハンに任せたほうが、よっぽど儲かるのかも…。

2010/05/08

 天皇賞は軸馬のトーセンクラウンが11位に入線して18着に降着という悲惨な結果。

 その夜は、わが阪神が巨人相手に3連勝を飾った。「3連戦3連勝」と「11位入線18着降着」。あまりの落差に目まいがしそうである。競馬さえ知らなければ連休は何も悩まず、甲子園で祝杯をあげていたはずなのだ。それが競馬のせいで暗い連休を過ごすハメに。

 よし。おら甲子園さ行くだ。来週から交流戦が始まるが、そういえば去年もロッテ戦を一塁側の最前列で観戦したのだ。

 その時はロッテの打者がグラウンドと客席最前列の境目に高々とファウルを打ち上げ、ダイレクトキャッチを試みて手を伸ばしたところに捕手の狩野が突っ込んできて、彼のミットとボクの手が交錯。そのアオリでボールがこぼれて彼にエラーがつき、打ち直した打者がヒットを放って阪神の負けが確定した。

 何だか自分が疫病神のような気がするぞ。甲子園はやめよう。できれば競馬もやめよう。

2010/05/01

 先週の土日は高槻の温泉旅館で大学の同窓会。集まりはクラブでもゼミでもなく「同じ下宿仲間」というくくりである。

 今は学生アパートでも横のつながりが少ないようだが、当時のボクらは、皆が各部屋を行き来して毎晩が修学旅行。麻雀の腕もここで磨いた。

 四半世紀ぶりに会ったが、無茶苦茶してた連中が、今や銀行の支店長や大手企業の取締役、教委の役員などエリートばっかりである。日本は大丈夫なのかと思う。

 一度、ボクの予想で一同が万馬券を炸裂させ、貧乏下宿が金満下宿に変貌を遂げたことがある。そのレースこそ、昭和59年春の天皇賞。▲モンテファストと◎ミサキネバアーの枠連3-7 1万4410円は、当時の盾史上最高配当だった。

 「久しぶりに北野の予想で馬券買おか」と盛り上がったが、ある先輩が「サンスポ読んでるけど当たる気がせんからやめとこ」と反対。「それが賢明です」とボクも賛同し、話はあっさり流れた。情けない。

金本のフルイニング連続出場記録が、ついに途切れた。実に1492試合。99年7月から始まった世紀をまたぐ大記録であり、2位がメジャー、カル・リプケンのたかが903試合であるからして、もう絶対に抜かれることはない。無理したらアカンと思うし、英断であろう。

 ボクの記録を調べてみた。馬券参戦記録・・・。毎週参戦するようになったのは大学時代からだが、連続記録は当時2歳だった娘が入院した日に途切れた。およそ700週。自分の結婚式の日もゲンを担ぎ、知人にキタノオゴジョからの馬券を頼んだし、海外にも何度か行ったが、もちろん欠かさず購入。敢然とマカオのカジノ場から買ったこともある。JRAになんか頂きたいものだ。

 再チャレンジが始まってからの記録は、去年、親父の葬儀の週に途切れた。またしても、ほぼ700週。どうも、このへんが壁である。今また、挑戦中。馬券依存症の皆さんは病気を逆手に取り、ぜひご一緒に。金本に負けるな。

 日曜日、金本の二塁打がビデオ判定でホームランに変わった。ビデオ判定は後腐れがなくていい。しかし、当の真鍋塁審は、ビデオの採否はあくまで我々が決めたことで、抗議されたからではないと発言した。

 待てよ、おい。そもそもあなたが間違わなかったら、こんな騒ぎにならなかったのだ。打球を追うのをやめた野手の動きでも分かる単純な判定を誤り、それをわびてもいいぐらいなのに、何様なのだと思う。

 彼らは「審判だって人間だから間違う」などと開き直る。そうかなあ。審判の仕事は「ジャッジ」であり、それ以上でも以下でもない。なのに、そのジャッジを間違うんなら、あなた方は何で給料をもらうのだという話にならないか?「人間は間違うが、我々は間違わない」。プロならこう発言すべきだろう。

 競馬の決勝審判だってそうだ。ボクが今、写真判定で11連敗中なのは、どう考えてもおかしい。きっと、ボクの馬券を事前にチェックしてるに違いないのだ。

 老人新党が「たちあがれ日本」になりそうだ。まだ間に合うし、考え直してほしい。

 石原知事の命名とはセンスを疑う。また、作家が発案したからとすんなり受け容れてしまう与謝野さんの気が知れん。偉大な歌人で言葉の達人であった鉄幹・晶子夫妻の孫として意地があるはずだ。対案を出せ。

 そもそも日本をここまで沈没させたのは、あなた方である。なのに「たちあがれ」とはおこがましい。新党メンバーが国民目線に立てないことを証明しているような命名であり、名は必ず体を表す。安易である。

 KTVの競馬中継が今年から「競馬beat」に変わった。プロデューサーとは親しく、実は昨秋に極秘でネーミングを相談されて20ほど案を出したが、見事落選。四半世紀近くこの商売をやってきて、ボクの番組タイトルが採用されたのは、ほんの5つである。それでも多いほうだ。

 コラム名のヒット作は「地獄の沙汰も3連単」である。予想のヒットとは、また別の話だ。

高松宮記念が中途半端な馬券に終わった。中京競馬場改装前のフィナーレに無茶苦茶な馬券で盛り上げるんだろうと読んだが、深読みであった(浅読みかも)。大敗である。

 中京の改装は貴重な小回り文化遺産の喪失であり、改装後の新潟がそうであるように、競馬が面白くなくなるのは目に見えている。

 逃げ馬が前半をキャンターのごとくスローで流しても、直線の長さを利した追い込み馬が、最後の最後に届いてしまう競馬はつまらない。

 技術や戦略や展開より、瞬発力というポテンシャルを軸にすれば当たってしまう馬券がつまらないのである。中京は、狭いからスリリングだったのだ。

 もう設計図ができていて手遅れかもしれんが、直線を延ばす分、幅を縮めるというのはどうか?

 6頭分とか。差し馬は馬群を割るしかなく、騎手の技量も上がって楽しめると思うが、また不採用だろうなあ。

 まあ、馬券はどっちゃにしろイカレるんだけど。

 先週、テレビとブルーレイのデッキを買った。馬券で大きな物を買ったのは久しぶりである。ザマアミロだ。

 何もかも「馬券を通してから買う」という生活をしていると、意外にも(て言うか当然と言うか)何も買えないものだ。だが、馬券に気合が入るので貫徹している。

 かぜ薬すら馬券を当てないと買えないだけに、かぜをひかないというメリットもある。

 次のターゲットは、趣味の釣り用として、釣りざお型の水中カメラ。これがあればモニターを見ながら魚の前にエサを沈められるので絶対に有利だ。5万円。3連単の5万馬券を当てれば、100円でこいつが買える。チョロいもんである。

 この方式の大事なポイントは「馬券でマイカー」などと高望みをしないことである。馬券が大振りになって破産する。

 それと、「この世に馬券さえなければ、今ごろ何台も車持ってるのになあ」などと絶対に言わないことである。

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