競馬コラム「地獄の沙汰も3連単」「WIN5 実録 二億円事件簿」アーカイブ
サンケイスポーツ関西版に競馬コラムニスト・北野義則が書き下ろしたコラム「地獄の沙汰も3連単」「実録 二億円事件簿」のアーカイブ。よろしく!
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2012/12/9
今、3年で30億を払い戻し、それに対して7億の課税を食らった男性の裁判に競馬ファンの視線が集まっている。
当人の粗利は1億強なのに、国税局は配当額から当たり馬券の購入額だけを差し引いた29億を一時所得と認定。1億強を儲ける間に29億使った証拠がパソコンに残っているのに、買った馬券が当たった時、その的中馬券の原資のみが経費になると主張した。悪魔か。
この理屈でいくと、WIN5の当たりは1通りだから、2万通り買って2億当てても、経費は100円ということだ。
憲法第一条に照らした場合、1億使って百万当てた人も(それも情けない奴だが)課税されることになり、これはもう、馬券など買ってる場合ではないことを意味する。
ここでも敵は、外れ馬券を保管していない窓口派なら1億使った証拠がないと突っぱね、仮に外れ馬券を示しても、拾ったかも知れんという性悪説で迫ってくるだろう。
となると、馬券に購入者の名前を印字するしか方法がなくなる。アホな外し方をしたら名前がバレて恥ずかしいので、馬券のポイ捨てはなくなるだろう。めでたしメデタシ(どんな結論じゃ)。
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