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競馬コラム「地獄の沙汰も3連単」「WIN5 実録 二億円事件簿」アーカイブ
サンケイスポーツ関西版に競馬コラムニスト・北野義則が書き下ろしたコラム「地獄の沙汰も3連単」「実録 二億円事件簿」のアーカイブ。よろしく! 本編サイト「北野義則の秘密の館」ではシークレットメンバー募集中。よろしく!! http://www3.ocn.ne.jp/~manbaken/
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2012/03/31

 センバツ高校野球が大詰めを迎えていておもしろい。毎年いろんなプレーに感動するんだが、今年は一選手の言葉に感動し、思わずメモしてしまった。

 高崎のキャプテン・金子君。高崎高校と言えば中曽根、福田と2人の総理を輩出した群馬一の進学校だが、その金子君いわく「勉強することが野球につながるんです。勉強と野球が一緒になってこそだと思います」。

 言えます、これ? 今どき、まぶしいほどの好青年だ。息子にほしいのである。「勉強なんて、社会で何の役に立つ?」などと、したり顔で開き直ってるヤツに、恥を知れと言いたい。

 かく言うボクも、進学校の出である。同じクラスのO君は、京大に入った。阪大にも2人。ボクはと言えば、阿倍野の雀荘に3年間通い詰めて右人差し指にパイダコを作り、よりによって受験を控えた年に、馬券に染まって転落人生である。何がグリーングラスだ。何がメジロファントムだ。青春返せっ。

 金子君、君が競馬に出会わないことを、陰ながら祈っています。

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2012/03/24

 オルフェーヴルの行儀の悪さには驚いた。抜け出して1頭になったら、ゴールだと思ってやめてしまうそうである。そんなの初めて聞いたのだ。

 調教師が謝っていたので今回だけは許すが、そんな馬の調教審査をパスさせた主催者が謝らないのは、非常に気に入らない。パトロールビデオの放映時に、場内放送で謝罪するのが筋であろう。

 昔と違い、今は馬単に3連単、WIN5まであり、1着を当てることが馬券の主流。そもそもWIN5などという悪魔の馬券を企てたのは主催者である。どうにか連を確保したからと許されるはずもなく、今はファンも成熟しており、「馬がすることだから」では済まされない。皐月賞のラガーレグルス事件を思い出し、しっかり再審査してもらいたいものだ。

 以上、1競馬ファンとしてスペースを頂いてるボクは、ファンの怒りの声は絶対に書く。

 ついでに、代表して愚痴も書く。どんだけ難しいねん、WIN5。それと、新装・中京っ。全然代表してなくて、ただの私憤だったりして。

2012/03/17

 羽曳野の中学教師が福井に出張した際、出張の翌日に配布が迫っている通信簿を現地まで持ち込み、こともあろうに競艇場で採点していたというニュースが報じられた。

 成績をつけ間違ったり数字のゴム印を逆向きに押すミスが数ヵ所あったというが(外れ続けて冷静さを失ったのか)、まったく不謹慎な教師であり、生徒らの親は、彼を絶対に許してはならない。

 しかし、ボクは親じゃないから許す。福井まで来た以上、ボートをせずには帰れないその気持ちが、痛いほど分かるからだ。久々の、痛快なバクチ打ちの登場である。通信簿をつけなくてはならない教師としての責任感と、舟券を買わねばならないバクチ打ちとしての義務感。この板ばさみに悩んでの行動であろう。

 ボクだって昔、競馬場で馬券に集中しすぎて幼い娘を迷子にさせたり、場外に急ぐあまり、娘をデパートのペット売場に置き去りにしたことがある(嫁ハンに烈火のごとく怒られた)。

 バクチには愛嬌も必要だ。程度もんだが。

2012/03/10

 あの忌まわしい大震災から、もう1年。被災した人々も少しずつ立ち直っておられる様子が報道され、胸が熱くなる。

 陸前高田で被災した競馬仲間も、半年後に馬券復帰したようだ。たくましい。そうこなくちゃと思う。たとえ負けてもわめき倒して、スカッとできる。競馬の魅力はそこに尽きると言ってよかろう。さあ今週も、わめくだけはわめくぞ。

 今週の週刊Gallop誌では、福島競馬場での修復の様子が紹介されていた。スタンド大修理に、あの芝、ぜんぶ張り替え。大変な苦労であろう。こちとら間接的にどんどん芝代を投入しているので、遠慮せず使ってもらいたい。

 今週は、被災地支援競馬。また義援金の拠出があるらしい。そんなこと言われると、大枚勝負に出てやろうと思うから不思議だ。いっそのこと主催者も、毎週毎週、支援競馬~、支援競馬~と叫び続けたらどうか。ガンガン売れると思うけど。どうせボクみたいなしがないバクチ打ちなんて、こんなことでしか支援できないんだから。

2012/03/03

 政調会長の前原が恥ずかしい。「言うだけ番長」と書いた産経新聞の記者を取材から締め出し、記者クラブの抗議と野党の逆風を受けて、今週、早くも締め出しを撤回しよった。小さい男だなあ。

 それなら「風見鶏」と言われた中曽根なんかどうなる。与謝野なんか、「永田町のユダ」だ。考えたら、えげつないニックネームである。

 そもそも偽メール事件の時、永田議員にゴーサインを出したのは、当時党首だった前原である。永田が腹を切ったのに、彼のほうは、あわや総理になりかけた。恐ろしい話だ。皆でしっかり見張るべきである。

 ボクを見習え、前原。馬連発売時には「ボクの時代が来たっ」などと風呂敷を広げて「北野連」と呼べなどと吠え、3連複で負けようがないなどと大口を叩き、3連単で地獄から這い上がり宣言まで発令し、WIN5で2億当てた時の金の使い方まで書き並べた。

 何一つ達成できなくとも、堂々と無茶予想を続けているではないか。言うだけ番長の「称号」はボクにちょうだい。

2012/02/25

 お笑いコンビ・オセロの中島が女霊能師に洗脳されてえらいことになっているようだ。家賃を滞納したり、見舞いに訪れた松竹の幹部の胸倉をつかんでツバを吐きかけたりと、まるで別人。マインドコントロールとは、まさに恐ろしいものだ。

 かく言うボクも、番組の打ち合わせで催眠術師を訪ね、術をかけられた経験がある。「案外、素直ですねえ」などと言われて恥ずかしい思いをしたわけだが、いっそのこと中島を洗脳したこの霊能師に、マインドコントロールしてもらいたいと思うのである。

 「あなたは競馬が大嫌いになります。馬を見るのも嫌になり、馬券売場に行くと吐き気をもよおします。『地獄の沙汰も3連単』などとワケの分からないことを言ってると、本当に地獄へ落ちるでしょう。WIN5も今すぐ足を洗いましょう。4つしか当たりません。そして家族を大事にし、四半世紀の負け分を、マジメにコツコツ働いて取り戻すのです」

 な~んて、洗脳してくれないもんかね。焼肉ぐらいおごるから。

2012/02/18

 14日に新装・中京競馬場で試乗会があり、騎乗後、多くの騎手が「競馬がおもしろくなる」という感想を述べている。宣伝の意味もあるとは思うが、それはウソではないだろう。だが「競馬がおもしろい」と「馬券がおもしろい」は別モノである。

 以前の中京でのボクの馬券方針は、「強い馬」ではなく「器用な馬」を探すことであった。小回りのトリッキーだからこそ台頭する穴馬と、だからこそ沈んでしまう人気馬を探すことが無上の喜びだったわけで、それこそが「ローカル色」という名の輝かしい色だったと思う。

 直線の延長や拡幅がポテンシャルの高い馬に味方するのは改装前後の新潟で立証済みであり、レ―ティング通りの決着なら予想なんていらない。何もかもがそうならないことを祈るのみだが、図面を見る限り、芝の6F戦とマイル戦はスタートして程なくコーナーを迎えるので、荒れてくれるとは思う。あとは、きつい最後の坂での逆転劇が楽しみである。と、まあどっちゃにしろ買うんだけど。

2012/02/11

 分かった、今頃。WIN5を1個だけ外すという中途半端な結果が続いている理由は、中途半端な点数を購入しているからである。

 そこで最近は、思い切り多点張りする日と、その10分の1ぐらいで我慢する日を隔週で分けているのだ。名づけて「大潮・小潮作戦」。実際に大潮と小潮がほぼ2週スパンで巡ってくることから命名したのである。

 先々週は大潮デーで、いつもの3人チームで960点張りし、別個に月イチ参戦の8人チームを立ち上げてそこで810点張りし、いつもの弟子チームで360点張りの計2130点買い、一発目のレースを全チームで外して倒れた。アホだ。

 経験された方も多いと思うが、この馬券は一発目で外すとあとが退屈で仕方ない。そこで「地獄の沙汰も3連単」ということわざを信じ、残りのレースで3連単を買って惨敗、傷口を広げて重傷を負うわけである。

 今週は大潮デー。覚悟はできている。一発目で外しても、別の馬券を買い足さないという覚悟である。こんなネガティヴ人間に誰がした。

2012/02/04

 事務所に古いテレビやパソコンの山ができていたので、弟子にそこらへ適当に捨ててこいと言ったら、不法投棄になりますとぬかしよった。まったく、今どきの若者には冒険心やチャレンジ精神のかけらもないのだ。アカン。

 昨日、廃品回収の車が前を通ったので、合図して来てもらった。テレビ2台とパソコンで9千円頂きますだと。高あ~。

 オヤジの胸ポケットにさっと5千円札を突っ込み、これで手ぇ打ってくれと頼んだら、何ぼ何でも7千円はおくんなはれ赤字でんがなと言う。

 赤字が何や。このご時勢、お互い働けるだけでも幸せやとか何とか屁理屈を並べて強引に5500円で決着させ、オヤジが台車を取りにいったスキに秘書に命じ、パソコンのモニターに、今まで隠していた本体をテープで貼りつけさせて知らん顔してたら、オヤジめ気づきよった。まったく、惜しいのだ。

 最近、自分のセコさに吐きそうになる。何もかも馬券のせいだ。シルクフォーチュン、届くか、ほんま。ボクも人生、追い込みに賭けるぞ。

2012/01/28

 飲食店や化粧品などの口コミサイトで「やらせ」が続々発覚していて、嘆かわしい。

 やらせ投稿を売り込む業者、それに乗って安易に発注する店やメーカー、安い小遣い銭に釣られてウソを書き込む投稿者、だまされて購入する消費者、そして、やらせが行われることを承知で開設したサイト運営者。悪い順に並べ替えよと言われれば実に難題であり、どれにもなりたくない。

 「口コミ」は造語だが、口による伝達のことである。当たり前だ。ネットに投稿された時点で「口コミサイト」自体がすでにウソなのだ。利用者はしっかりしよう。

 人間は、匿名であれば人が変わるのだ。真実を書くのなら、本名を名乗り、顔写真入りで投稿しろと言いたい。農家のじいさんが顔写真入りで自作の米を売るのは、自信と責任感があるからだ。見習うべきである。

 ボクのコラムだってそうだ。永年、本名を名乗り、堂々と顔写真も出し続けているじゃないか。ハズしてもハズしても。刺殺される恐怖に脅えながらも…。

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