今、ワールド・カップのデンマーク戦を生で見終わってこれを書いている。ボクはいつもフクロウのような生活をしており、夜中の試合はありがたい。
嫁ハンと娘が絶対見ると言うので3時半に叩き起こし、オフサイドの説明を何度もさせられながら、家族で生観戦。娘は二度寝して登校しよった。ボクに似てタフな娘である。
それにしても鮮やかな試合。本田と遠藤のシュートはすごかった。
相撲界の野球賭博が大問題になっているが、金など賭けず純粋にスポーツを観戦しても、ここまでドキドキできるんだと彼らに教えてやりたい。
競馬だってそうだ。名馬ディープインパクトの子がデビューした。ネオユニヴァースの子が父に続けと皐月賞を勝ちまくる。そして明日はファンが選んだ馬が走る宝塚記念…。競馬はロマンであり、純粋なスポーツなのだ!…と、若い頃、誰か教えてくれていれば、ボクの人生もまったく違っていただろうに…。もう手遅れ。
相撲界もアホだ。まあ、花札は許してやってもいいだろう。「猪鹿蝶」に「梅松桜」…ちょんまげがよく似合う、古風で粋な博打だからである。
しかし、野球賭博はいかん。ハンデ付きで難しいわりに、賭け金がマル暴行きの寺銭引きで2倍にもならんのは、博打として分(ぶ)が悪いからである。
そもそも手を染めるきっかけを親方が作ってるかも知れんし、もう誰が誰を処罰していいのか分からんのだろう。こうなりゃ開き直り、相撲自体を賭博の対象にするよう国に働きかけるのも一考だ。既に東か西に賭けて白星の多いほうを当てる賭博は闇で行われているようだが、もっとバラエティに、まずは幕内と十両別の3連単(オープンと準オープンみたいなもの)。他に、三賞受賞力士3人をズバリ当てる3連複とかね。キャリーオーバーも出そうで、どう考えても売れるのだ。
こんなこと書くと力士に張り倒されそうだが、今は大丈夫だろう。アンタらが悪い。
ボクがグリーンチャンネルで出演させてもらっている番組のタイトルは「ABK48」という。「A…当たり、B…馬券を、K…買い求める」の略で、最後の「48」は出演男性3人平均年齢である。大丈夫なのか?本家のBとKを入れ替えただけのパクリって。
それにしても本家は元気だ。曲を歌うメンバーを選挙で決めるとはね。話題作り戦略としてはA級である。何か知らんが今回は政権交代があったとかで、上位3人を順に当てるAKB3連単を売ってくれたら、ボクらおっちゃんも参加してもっと盛り上がるんだが。
今回は研究生も合わせて104人も立候補したとか。となると、女の子たちの将来性を見越すPOGもできてしまいそうだ。馬のPOGはもう飽き飽きしてるしね。AKBのPOG。ちょっとややこしいけど楽しそう。
な~んて、女の子たちゴメンな、不謹慎なこと言うて。馬券絶不調でヤケクソになってますねんわ、おっちゃん。堪忍してんか。
鳩山で一番落胆させられたのは、「私には腹案がある」などとウソをついたことだ。誰もが「おっ」と思うだろ。さすがは総理、秘密兵器を最後に残す算段とは格好ええやんと思わせておいて、実はなんにもなかったわけである。最低だ。
しかし、これは間違いなく今年の流行語大賞候補である。頂きなのだ。番組の企画会議で苦しくなったら「この場では秘密だが、腹案はある」と言えばみんな黙りそうだし、視聴率低迷の打開策を問われても「腹案はあるが、今は公表できん」。
競馬会さんも会議で使えまっせ。売り上げ増加案を求められて「腹案はありますが、今は顧客の成熟を待つ時機で…」なんてどうでっか?
馬の予想を聞かれても「一応、推奨馬は提示しますが、実は腹案もあって…」なんてね。ボクの安田記念腹案も来週には発表できるかも。
オークスは真っ先に切った2頭の同着であった。大外枠だし絶好のカモだと思ったわけだが、絶好のカモは自分なのであった。
ど~も、いかん。何がいかんて、荒れると踏んでシコタマ突っ込んだレースに限って全然荒れないのである。レース仕分けが甘いんだろう。
「仕分け人 妻に比べりゃ まだ甘い」というのが、先週発表されたサラリーマン川柳の最優秀作品だ。見事である。これをパロって、「仕分け人 荒れるレースも 仕分けてよ」なんてどう?
かつて競馬番組で「ホ―スマン川柳」という視聴者参加コ―ナーを企画したことがある。今も憶えているのは、「POG ボクのサンデーだけ 走らない」という作品で、共感できて涙した。
本紙でも募集し、もっとも泣ける作品に馬券プレゼントすればいいと思 う。サンプルとして、とりあえずボクの実話川柳を2作ほど。
「ハズレ券で トランプ作り エコ博打」
「社長だが 学生バイトに 金借りた」
新聞では小さい記事だったが、先週末、驚くべき判決があった。雑誌広告のパチンコ攻略法を信じて大損した29歳の男が、掲載した雑誌社と広告会社を訴えて勝訴したのである。
判決文がすごい。「攻略法が真実であればパチンコ店が多額の損害を被ることになるが、そうした状況は起きておらず、2社には広告内容を疑って調査しなかった過失がある」というものだ。
競馬雑誌にも「そんなんで当たるわけないやんか」という広告が山ほど出ている。この判決が定着した場合、大損した読者に訴えられる危険が生じるので要警戒だ。
となると、ボクの予想を載せてくれている本紙のことが心配である。大損こいた読者がボクを訴えるのは初めから覚悟しているが、サンスポさんに迷惑をかけるのは非常に不本意だ。
とりあえずはこのGⅠシリーズ、ダイワバーバリアンとヒカルアマランサスを的中させた。普段ならいちいち書かないんだけど、今回だけは念のため書くのである。
ユニークなアンケート結果が公表された。 東京スター銀行が全国の夫に「妻にしてほしくない節約方法は?」 と質問したところ、1位は「スーパーのポリ袋を大量に持ち帰る」。 以下、「風呂の水を2回使う」「1円でも安い物を探してスーパーをハシゴする」の順であった。
まったく同感である。 それでも妻という人たちの多くは、「文句あるんなら稼いでこいよ」という反論はしない。夫の収入に関係なく節約するからである。体に染み込んでるんだろう。そして、安く買ったことを自慢するのだ。特に関西の女性は、「買い物上手」が最高の勲章なのである。
うちは中流以下だが、 嫁ハンは一応、社長夫人だ。社長夫人がスーパー4軒もハシゴするなよと言っても聞く耳を持たない。裏で夫が馬券にザブザブ金を使っていることも、ある程度は知っている。それでも、自分は買い物上手なんだそうだ。
馬券も買い物である。 ひょっとして嫁ハンに任せたほうが、よっぽど儲かるのかも…。
天皇賞は軸馬のトーセンクラウンが11位に入線して18着に降着という悲惨な結果。
その夜は、わが阪神が巨人相手に3連勝を飾った。「3連戦3連勝」と「11位入線18着降着」。あまりの落差に目まいがしそうである。競馬さえ知らなければ連休は何も悩まず、甲子園で祝杯をあげていたはずなのだ。それが競馬のせいで暗い連休を過ごすハメに。
よし。おら甲子園さ行くだ。来週から交流戦が始まるが、そういえば去年もロッテ戦を一塁側の最前列で観戦したのだ。
その時はロッテの打者がグラウンドと客席最前列の境目に高々とファウルを打ち上げ、ダイレクトキャッチを試みて手を伸ばしたところに捕手の狩野が突っ込んできて、彼のミットとボクの手が交錯。そのアオリでボールがこぼれて彼にエラーがつき、打ち直した打者がヒットを放って阪神の負けが確定した。
何だか自分が疫病神のような気がするぞ。甲子園はやめよう。できれば競馬もやめよう。
先週の土日は高槻の温泉旅館で大学の同窓会。集まりはクラブでもゼミでもなく「同じ下宿仲間」というくくりである。
今は学生アパートでも横のつながりが少ないようだが、当時のボクらは、皆が各部屋を行き来して毎晩が修学旅行。麻雀の腕もここで磨いた。
四半世紀ぶりに会ったが、無茶苦茶してた連中が、今や銀行の支店長や大手企業の取締役、教委の役員などエリートばっかりである。日本は大丈夫なのかと思う。
一度、ボクの予想で一同が万馬券を炸裂させ、貧乏下宿が金満下宿に変貌を遂げたことがある。そのレースこそ、昭和59年春の天皇賞。▲モンテファストと◎ミサキネバアーの枠連3-7 1万4410円は、当時の盾史上最高配当だった。
「久しぶりに北野の予想で馬券買おか」と盛り上がったが、ある先輩が「サンスポ読んでるけど当たる気がせんからやめとこ」と反対。「それが賢明です」とボクも賛同し、話はあっさり流れた。情けない。
ボクの記録を調べてみた。馬券参戦記録・・・。毎週参戦するようになったのは大学時代からだが、連続記録は当時2歳だった娘が入院した日に途切れた。およそ700週。自分の結婚式の日もゲンを担ぎ、知人にキタノオゴジョからの馬券を頼んだし、海外にも何度か行ったが、もちろん欠かさず購入。敢然とマカオのカジノ場から買ったこともある。JRAになんか頂きたいものだ。
再チャレンジが始まってからの記録は、去年、親父の葬儀の週に途切れた。またしても、ほぼ700週。どうも、このへんが壁である。今また、挑戦中。馬券依存症の皆さんは病気を逆手に取り、ぜひご一緒に。金本に負けるな。