先週の土曜日、うちの組の若頭に初仔が生まれた。大変めでたいことである。
去年も、別の若いもん2人に初仔が生まれており、うちは今、空前のベビーラッシュなのである。やっと、まともな会社になったようだ。
結婚なんて子供なんて何がええんですかなどと寝言をほざいとった連中が、今や赤ん坊を抱いて目尻を下げるメロメロ・パパだ。
いまだに、結婚も子供も要らんとシタリ顔で屁理屈こねてる人は、恥を知るべきである。経験もせんままガキみたいなこと言うなと。落とし穴を掘ってでも、まず相手見つけてみろと。
そして嫁サンに気ぃ遣い、子供の将来も考えながら、隙間を縫うように苦労して馬券買うてみろと。
ほんでもって日曜日、嫁サンから子供を預けられ、こっそりと馬しかいてない動物園に連れていってみろと。
アホほど馬券買うてる独身貴族どもめ、早よ結婚せえよ。ほんま、うらやましい。
先週土曜の夜は競馬グループ7人で飲み会があり、例によって共同馬券を購入すべく、大検討に入った。
狙いは中京メーンの名鉄杯。いつもは各自1頭ずつ推奨の3連単7頭ボックスだが、今回は1着全通り、2着と3着に5頭ずつの変則フォーメとした。16頭立てなので280点張り、一人4000円の投資である。
何でそんな奇妙な馬券かと言うと、このメンツは穴党すぎて、いつも身勝手な穴馬ばかり推奨するあまり、肝心の勝ち馬を逃し、大抵、2着3着4着という最低の負け方を食らうからである。
防御策はただ一つ。1着欄を全部塗りつぶすことだ。これだと、どの人気サイドが勝っても自動的に当たるし、たとえ最低人気馬が勝っても当たる。完璧なのである。
結果、2着3着馬は当たったが、よりによって勝ち馬がダントツ人気のエアシャトゥーシュでトリガミである。アホだ。
しかし、我々の結束は固いぞ。この方式で、死ぬまでには1000万当ててやるのだ。
先週土曜の深夜、単独、車を飛ばして神戸の東遊園地へ。震災後15年を迎えた鎮魂の集いに参加し、ロウソクを灯して5時46分に黙とうした。
報道陣が多く、もちろん顔見知りもいたが、今回は一般人に徹した。ボク自身も仕事仲間を亡くしたが、何より、遺族の方々と一緒に犠牲者の鎮魂を祈りたかった。
凍るほど寒かったが、すごい人出である。ロウソクの火をボクに譲ってくれたり、とにかく皆やさしい。必死で50本ぐらい火をつけた。
ボランティアの女子高生たちに話を聞くと、防災のほうに進みたいので手助けできればと参加したという。感心する。震災時、彼女たちは2歳で、その記憶はない。そんな子らが夜明け前から頑張って・・・。我々おっさんにも何かできることがあるんじゃないか!
考えさせられつつ、昼過ぎ、ふと気づけばウインズで仁王立ち。「差せ」とか叫んでいるのだ。
本当に、何かできることがあるんじゃないかと思う。
大相撲は今場所、大きな動きがあった。まずは魁皇の幕内通算勝ち星新記録達成。あのウルフ千代の富士をついに抜いた。記録達成時の相手が千代大海で、ウルフの弟子である。で、千代大海がその一番で引退。ようでけた話だ。
マスコミは魁皇の偉業と讃えるが、どこがすごいのか? 綱取りチャンスもほとんどなく、右上手を封じられたらコロッと負ける。カド番と8勝7敗をくり返し、漫然と星を重ねた(大関の勝ち越しラインは9勝にすべきだ)。千代大海はもっとひどいが、引退したので評価を上げたい。
反論されても結構だ。しかし、この二人に関しては、勝負が予想できて結果がその通りになるんだから、相撲不人気の戦犯と言っていいだろう。
スポーツとは、「ワクワクするもの」であるべきだ。競馬もスポーツ。もっとワクワクメンバーをそろえてほしい。そしてワクワクさせた以上は、爆裂配当を提供してほしい。最近、罠が多くて困るのだ。
本年も流し読みでよろしく。
4日、ソウルを観測史上初の豪雪が襲ったが、その日、よりによってソウルにいた。そらエゲツナイ雪。気温も氷点下10度で、大河も凍っている。知床の流氷はもう見なくていい。それでもオプションの観光ツアーは強行され、嫁サンと娘は出ていきよった。
ボクはこれ幸いとツアーをキャンセルし、朝の10時からカジノへ。ブラックジャックのテーブルに陣取るもツキがなく、アッという間に30万のヘコみ。嫁さんに知れたらえらいことだ。そのままどこかに逃げようかとも思ったが、必死で挽回。35万取り返し、フィニッシュしたのは翌朝の4時半であった。
同じテーブルに18時間半すわり続け、自己記録を更新。カジノ内で3度メシを食い、コーヒーを約10杯、タバコを5箱カラにした。
肩はパンパン。最後は腰が痛くて立ち上がれず、隣のにいちゃんに介助してもらう始末である。さあ、今年も健康で博打に励みましょう!
ニコチン中毒という病気を持つ人をいじめていることに気づかないのか。「健康増進」という大義名分を掲げれば何でも通るとでも思っているのか。余計なお世話である。
国民が健康になって長生きすれば払う年金が増え、かえって金がかかることぐらい、計算できんかな、ほんま。こうなりゃ吸い続けたまま、死んでも長生きしてやるぞ。
歌劇「カルメン」の中で、タバコ工場の女性工員たちは、こんな歌を歌う。
「紫のタバコの煙、タバコの煙。ほんのりと甘い香り、うっすらと顔にかかれば、皆うっとりと浮かれ出す。愛の言葉も・・・煙。笑顔も誓いも・・・煙。はかない煙・・・煙。薄く漂う煙・・・煙」。アンタらにはこの粋な世界がわからんだろう。
冬の競馬場なんか行って見なはれ。冷たい空気のなか、ゆらゆらと紫煙にかすむ山並みの美しいこと。アンタらにはわからんだろう。
吉本のタレント・亀山房代さんが急逝し、今週、お別れ会があった。
母となり、幸せをつかんだだけに、無念であろう。最後に小さい娘さんがマイクに向かい、「ママ、ありがとう!」と言った。たまらない。300人の列席者と一緒に、ボクも大泣きした。
20歳のフサが深夜ラジオ「ヤンタン・キンドン館」でデビューした時、番組を構成していたのがボクだった。長いつき合いが始まり、「どんなんかな予備校」や「ワイドABCDE~す」など、多くの番組で一緒だった。
「センセ、センセ」と甘えてくれて、優しくてよく気がつく、天使のような子だった。本物の天使になるのは早すぎる。
サニーブライアンの皐月賞で500倍が出た翌日、楽屋での会話が忘れられない。「センセ、馬券師やったらあんなん獲らな」「獲ったがな」帯封を叩きつけてやるとワオッ~とブッ飛び、「これでやっと競馬やめれますやん」と生意気ぬかしよった。忠告聞いときゃよかったよ。
阪神の赤星が引退を表明した。か~なりショックである。泣きそうだ。
6年前、優勝マジック1となるサヨナラ打を放った。ボクが初めて優勝特番の台本を書かせてもらった日である。星野さんに抱きかかえられた姿は忘れられん。
つらいケガだが、まさに男の引き際を見せつけられた思いである。千代大海や魁皇も見習って、さっさと引退してもらいたいものだ。
競馬の世界でも、今年もディープスカイやスクリーンヒーローといった名馬が若くして引退していった。昨今はオープン馬、特に牡馬が手薄だけに痛い損失である。
特に何が痛いって、先行投資した金を戻してくれないまま去られるのが痛い。もうけさせてくれた馬は「おつかれさん」と送り出せるが、未回収の馬には「ちょっと待ってくれぃ」と言いたくなる。そしてなぜか、ほとんどの馬に「ちょっと待ってくれぃ」と懇願しているのである。
自分の馬券の引き際を考えるべきかも。
ノーベル賞学者たちが事業仕分けに反対して決起していたが、それってどうなの?
化学賞の野依さんは日ごろの発言から尊敬していたが、「科学や教育はコストではなく投資であり、コストと投資を一緒くたにするのは見識を欠く」という発言は、それこそ見識を欠く。
科学技術振興機構に65人もの天下りがいて、ここに多額の給料を落とすことを「投資」とは呼ばないからだ。一緒くたにしているのはそっちである。その場にいた記者たちも、そういう反論をしろと言いたい。
そこで、「競馬は投資か」について考える。もちろん、投資である。ただ、馬券とは、目先の利益を追求するための投資ではないということだ。将来、ボロ儲けするための自分への投資として、多くのレースに資金投下するべきなのである。投下しないレースは真剣に見ないからだ。
「買って、見る」ことが研究になり、長期的にみて利益につながるのである。いや、そう信じないとやっとれん。
事業仕分けは素晴らしい。政権交代最大の収穫である。焼け石に水などと言って足を引っ張る輩もいるが、ならば対案を示せと言いたい。結論には時間を要すだろうが、マヒ野郎どもに正常な金銭感覚を植えつけてやるだけでも収穫である。ばくちで金銭感覚がマヒしてるボクが言うのも何だけど。
何と言っても悪魔の仕分け女・レンホーちゃんが最高だ。番組経験が長く、仕切りが迅速。そして、タイミングを計算しての白い歯がまたいい。ガンバレ、レンホー。
今回頂いた発想は「レース仕分け」。何にでも手を出すから負債が膨らむのである。仕分けだ。
まず、12頭以下のレースは3連単で10万以上つく確率が少なく、これを自分の中で「廃止」。2200m以上のレースは展開予想が難しいわりに荒れない。「縮減」。
その後、障害戦、未勝利戦、重賞、G1・・・。いろいろ考えたがほとんど仕分けできず、そもそも馬券を買うという行為自体を「見直し」するべきとの結論に至る。