2011年に5重勝単式という馬券が導入されるらしい。指定5クラの勝ち馬をパーフェクトに当てるというもので、穴馬が数頭からむと億単位の払い戻しになるのは間違いない。
腕が鳴るが、ただ、toto BIGのように予想が入り込む余地がなく、コンピューターがランダムに馬を決定するんなら、そんなもんは要らん。競馬は宝クジじゃないからいいのである。
もう既に似たようなコンピューター馬券が売られていて、ボクも買った話は書いたが、億単位となるとワケが違うのだ。真剣に予想して1億狙った人が、機械に頼った人に持っていかれるのは理不尽だからである。
しかもこの馬券、負け方次第では気絶だ。4クラ連続で当たり、5クラ目に写真判定で負けたり・・・。逆に、1クラ目を外してリタイアした後、残り4クラが当たったり・・・。10週やって負け続け、資金が枯渇して休んだ11週目に予想が当たってたり・・・。
しかし、何でいつも、こんなマイナス思考なんやろ。
今週は整形逃亡犯の大捕物でえらい騒ぎであった。うちは報道番組にかかわっている弟子が多く、皆、振り回されよった。
ヤツもどうせなら男前になってから捕まればいいものを、整形は失敗するわ逃亡は失敗するわ・・・大誤算であろう。
飛行機はチェックが厳しく、ボクは港が怪しいと踏んでいて、それがドンピシャ当たった。いっそ張り込んで通報し、懸賞金の1000万円を頂くべきであった。相当、馬券買えたのに。
容疑者は30歳なのに、親から月に数十万か十数万か知らんが、ともかく大金の仕送りを受けていたらしい。医者の両親が「甘やかした覚えはありません」と語気を強めていたが、これを世間では、甘やかしと言いますねん。
学生時代から一切、仕送りを拒否し、生活資金のために単複に絞ってシビアな勝負をしていたボクにすれば、生ちょろすぎて笑う・・・などとくだらんことを思いだしたついでに、あのころのシビアな馬券からやり直したろか、ほんま。
恐ろしい時代だ。関関同立4私大が学生2万人を対象に共同で薬物調査をしたところ、「大麻が手に入る」と答えた学生が3割を超えたらしい。しかも怖いのは、答えたのが1年生だけという点。こう考えると、ボクの学生時代なんてかわいいもんだ。
悪事といえば麻雀ぐらい。ボクは強すぎて相手がおらず、もっぱら「麻雀ナンパ」。同級生の強い奴と組んでキャンパスをたむろし、ヒマそうな見知らぬ2人組を下宿に誘い込み、朝まで軟禁状態にして打ち続ける。それと、パチンコ玉で麻雀役を作る博打・雀球の名手だったが、どっちゃにしろその程度だ。大麻と麻雀、同じ「麻」でも大違いである。
あとは、競馬。馬券を買ってたのは当初、クラスでボク1人と軟弱。その後、ボクに染められた奴が数人いた程度だ。
学生諸君、大麻はやめとけ。抜けられなくなるぞ。それなら競馬・・・と言いたいところだが、もっと抜けられなくなるのでそれもやめとけ。大麻よりタチ悪いから。
競馬場限定で恐ろしい新馬券の試験発売が始まったと聞き、淀に行った弟子に頼んで買ってもらった。
頼んだ馬券は3連単で、軸さえ決めれば相手馬を機械が勝手に決めてくれるというスグレモノ。軸正解・相手間違い病におかされているボクには、まさにうってつけの馬券である。
頼んだのは日曜京都の6R。
ダンツクリスエスで軸は堅いが、相手に迷う。まさしく機械に頼りたいレースだ。
弟子によると、この他力本願売り場は大行列だったとか。やっぱりね。
マルチ馬券は買えず、
の1、2、3着固定を1枚ずつ、相手むちゃくちゃの計30点。首尾よく
が2着に来てくれ、勝ち馬の
も入っていたが、3着馬の
を機械が外してくれて1着-2着-4着でアウトである。ちなみに、機械が外した3着馬は穴人気していた武豊の馬だった。機械もやりよる。
引き続き今週も買い、自分が馬券を外したときと機械が外したとき、どっちが腹立つかを試してみたいと思う。
10月に入り競馬もシーズン・インしたが、ボクの中では趣味の釣りもシーズン・インしていて、非常に多忙である。「よくもまあ毎週毎週・・・おかしいんちゃう?」と娘はあきれるが、釣って帰った魚は喜んで食べている。
この月曜は串本大島へ遠征し、獲物のカンパチは刺し身に、マダイは鯛飯に、ハモはチリに、ブダイはムニエルに、アジは塩焼きにして食べた。
ボクはいつもかなり釣るので、だいだい、こんなフルコースになる。洲本へ行った前週も、チヌとアオリイカの刺し身、グレの塩焼き、カンダイのフライ、メバルの煮付けだった。
毎度、ぜいたくなのである。新鮮だし、どんな魚料理店に行く必要もない。うちの家族は、ボクが釣りをすることでかなり得してると思う。
しかし、突っ込まなくていい秋華賞に思い切り突っ込み、「何回釣りに行けるねん」というほど負けていることを知らない。うちの家族は、ボクが競馬をすることで大損してると思う。
この8日、大好きだったカツラノハイセイコが栃木の牧場で死んでしまった。ボクが17歳の時の日本ダービー馬である。
忘れられないのは昭和55年のマイラーズCだ。病み上がりで調教ボロボロの同馬は、こんな状態で走れるわけがないと言われながら人気薄で登場。しかし、ラストで闘志に火が点き、ニチドウアラシを猛追して2着に突っ込んだ。
いつも「ワァ、ワァ」と聞こえる歓声が、「オオッ~」と聞こえたレースは他にない。声援ではなく、驚嘆。数万人が一斉に驚いて起こした、まさに地鳴りであった。
勝負根性、そして、本番で最大の力を発揮することの格好良さを、あの名馬は青二才のボクに教えてくれた(全然モノにできてないけど)。
読者諸兄にも、あの地鳴りを記憶されている方は多いだろう。いや、少ないだろう(どっちやねん)。あれから30年。まだ馬券などというアホなものと格闘してる人なんて・・・。そんな奇特な人なんて・・・。
先週、「婚カツin阪神競馬場」というお見合いパーティーがあったそうだ。ボクの若いころにはそんなのなかったのに、反則である。
うちの弟子にも、馬ばっかり詳しくて彼女もできん変な野郎が結構いるので、次は強制参加だ。互いに趣味が同じという有利な土俵でも彼女作れんかったら、もう人間のクズである。
ただ、ボクの場合、女の子と競馬場に行き、当てさせてあげようと指導した馬券は、絶対に外れる。本命馬券がヘタなせいもあるが、そのせいでカップル不成立。
この日は100人の参加で17組のカップルが成立。やっぱり高確率だ。
「婚カツ」というテーマに水を差すようで悪いが、その17組の皆さん、結婚はよく考えた方がよろしいでっせ。
夫婦どっちも馬券を買うとなると、止めてくれる人がいないからである。それで生活が破綻した夫婦を実際に何組も見ているし、ボクなんか嫁サンも馬券買う人だったら、既にこの世にいないと思うので・・・。
新型インフルエンザが猛威をふるい、先週末、高2の娘のクラスがついに学級閉鎖。何と学園祭の前日である。娘のクラスだけ学園祭に来てはいけないという御達しだ。残酷であり、インフルに感染した子たちも責任を感じるだろうし、皆かわいそうだ。しかも娘は美術部の部長をしており、作品展示に向けて必死だったので悔し涙にくれよった。
こういう時の親ってツラいのだ。無力なのである。ともかく自分だけ遊ぶわけにはいかん。娘を神戸の美術館に連れていき、作品や美術の本などをシコタマ買ってやり、中華料理を食べさせてビリヤードで遊んで帰宅。
夜にダイジェスト番組で競馬を見ると、こんな時に限って前日予想が当たってる当たってる。うう・・・こんなことなら電話投票か元町場外にでもちょいと寄って・・・いや、こんな時に、それは親として恥ずべき行為・・・いや、何が恥なのだ、2クラぐらい買っても・・・いや、学園祭と違って競馬は毎週・・・いや、前から狙ってた馬が・・・、いや・・・。
シルバー・ウイークなるものが終わりよった。どこにも行っていない。家で競馬見て、家で阪神戦見て、家で相撲見て、家で映画を16本見て、家で本2冊読んで、仕事がなくなったので相談に乗ってほしいというFMのディレクターを家に来させて、出不精ついでに、企画書を依頼したいというプロデューサーまで家に呼んで、それで終わりである。家ばっかりだ。不健康そのものである。
ボクはテレビの世界が長く、祝日という概念自体にうとい。休みは関係ないからだ。5連休なんて今月になってから知ったほどである。昔から連休前は、印刷屋さんが休むとか取材先が休むとかいう理由で原稿を早めにくれと催促され続けた。物書きにとって、祝日なんて迷惑なだけ。ほんまにこの国ときたら、いつの間にこれだけ休む国民になったのか。国に決めてもらわず、自分で調整して自由に休みを取ればいいのだ。怠け者め。
以上、人間って3日続けて馬券でやられるとここまでボヤくのだ。
のりピー保釈で、またひと盛り上がりだ。
ワイドショーは世間の商い相場と同じくニッパチと言い、ボクも制作者として経験があるが、2月と8月はヒマ。特に夏はネタ枯れが激しい。これは年末まで引っ張れる10年に一度の大ネタで、業界はのりピー様様である。
安藤美姫がコーチとデキてた話も普通なら大ネタで、名前がモロゾフだけに、甘い声で「君のオッパイはプリンのように柔らかいね」などと誘惑した話だけでも(ボクの想像だが)例年なら2週間はもつが、こっちは影が薄い。ミキティも、のりピー様様なのだ。
その影響で隠れてはいるが、今いちばん興味深いのは、府庁を湾岸へ移転してカジノを開こうという橋下知事の構想に、経済界などが反対してモメているというネタだ。
巨大な雇用創出に向け絶対にカジノだ。競馬界もライバル視せず、「馬券で儲けてカジノ」「カジノで儲けて馬券」と銘打って協力するべきだろう。もう、むちゃくちゃになればいいのである。