相撲界が「品格」「品格」と言って騒いでいる。「国家の品格」や「女性の品格」という本がブレークしたから影響を受けてるのかどうか知らんが、笑ってしまうのである。
力士がマゲを結ってるのでテイストは和風だが、どう見ても相撲は格闘技だ。立ち会いの変化もOKなら、しばきに足蹴り、引き技と何でもアリ。これのどこに品格があるというのか?
救いは行司さんの装束と立ち居振る舞いぐらいのもんで、親方は竹刀やビール瓶で弟子に制裁を加えるわ、力士は毛むくじゃらのおケツ丸出しやわ・・・。これほど品格のない競技はなかろうが。ボクなんか、横綱に若い女性を斡旋していたタニマチまで知ってるぞ。
そこへ品格のない顔したおばさんとか前NHK会長らに「品格」「品格」と声を荒らげられても、むしろ逆効果だ。
人間、無理をしないことである。今週は競馬の祭典。皆で下品な馬券オヤジ丸出しでダミ声張り上げ、スカッとしようではないか。
ちょうど1年前、グリーンチャンネルの番組に出演し、来年のクラシック戦線をにぎわす注目馬10頭と題して大胆予測を発表した。
10頭は、キャプテントゥーレ、ローザブランカ、ウォータクティクス、ブラックパンサー、レジネッタ、キュートエンブレム、ハッピープレゼント、ランチボックス、チェイスザウインド、アマノスパイダー。
未勝利馬もいるがそれは置いといて、何と桜花賞馬と皐月賞馬がちゃんと入っているのだ。誰からも謝意が示されないので自分で言うことにするが、これはもう、ほとんど神の域である。
タネを明かすと、競走馬の母について研究し、「セレクト母馬辞典」という本を出したからであり、子出しの傾向や育成環境を調べると、走る子馬を当てることは難しいことではないのだ。
その08年度版が自由国民社から出たので、死んでもお買い求めを。
神の域と言っても馬券がそうならないことは実証済みなので、そこだけお断りしておく。
2008/05/17
先日、20代の社会人500人を対象にしたアンケート結果が発表され、1カ月に10万以上貯金するヤツが13.5%もいることが判明した。5万円以上まで広げると、実に38.6%もいるらしい。約8割が月給25万以下だというのに。
まあ、実家に住んで親に飯食わしてもらってるヤツも含まれてるだろうけど、この数字はすごいのだ。すごいけど、これが偉いか偉くないかは実に微妙な問題である。やっぱり偉いのかなあ。ボクの頃なんて考えられんけど・・・。
そこで貯金の目的を分析すると、22.1%が老後のためなんだという。とりあえず、こいつらはアホで間違いない。せっせと本命サイドのワイドと複勝だけ買うとけ・・・と言っても馬券もよう買わんのだろうなあ。
相前後して日本の富豪ベスト40というのが発表され、1位が任天堂の山内さんで、貯金が8112億て・・・。40位の人でも744億て・・・。この40人もやっぱり馬券買わんのだろうなあ。
今年もGウイークは予定を立てられず、4日に意地で淡路島へ釣りに行ったが、帰りに大渋滞に遭い、明石海峡大橋を渡るのに1時間半かかった。
ブレーキを踏みすぎて、魚が釣れなかったぶん足をつってしまうし・・・。カーラジオで天皇賞聴いてたら馬券外れるし・・・。ふて寝すべく助手席の弟子に運転替われと命じたら免停中やと言うし・・・。もう散々。
放送作家という商売を始めてから、祝日が有り難かったことは1度もありまへん。テレビは年中無休だし。今は減ったが、昔は台本を印刷会社に回していて、工場の休みに合わせてボクらの締め切り日が早くなり、よく泣かされたものだ。取材先も官公庁も休んでいて仕事も進まないし・・・。
6日なんか何で休みなのか知らず、4日の振り替えだと聞いて驚いたのだ。個人で年休取るなどして調整すべきで、公の連休は最長3日でいい。仕事が全然はかどりまへん!
ついでに、競馬は週1回でいい。金が全然たまりまへん!
日本列島ガソリン狂騒曲である。分かっていたことだが、福田さんでは無理だ。議長の入場を力尽くで阻止する野党も野党だけど。
運送業は死活問題であるばかりか、上がったり下がったりでは業務計画すら立てられない。これは、社長の馬券収支が影響して事業の運営計画が立てられないウチの会社とほぼ同じ構図である。
かくして日本では、皆が安いスタンドを求めて走り回り、かえってガソリンを使うという本末転倒な現象が起きている。これは、高い配当を求めて難しい馬券にばかり挑戦し、かえって金を使うという本末転倒な現象とほぼ同じ構図である。
あと、道路特定財源と地方財政をリンクして語るのはやめてもらいたいものだ。もともと地方分権には反対である。自治体に金を渡すと何をやり出しよるか分からん。
これは、ちょっと甘い顔して夫に金を渡すと馬券になんぼ使いよるか分からんわが家とほぼ同じ構図である。
競馬やめよ・・・。
2008/04/26
今週は溜飲の下がる出来事が2つあった。1つは光市の母子殺害事件差し戻し審の判決。ボクは死刑の賛否なんて、被害者遺族以外に語る資格はないと思っている。その立場に身を置いたことがない人たちがガタガタ言うのは間違っている。それはそれとして、弁護団の作文を批判した裁判長の判決文が痛快。本村さんは強く立派な青年であり、エールを送りたい。
もう1つは、著作権管理団体のジャスラックが独禁法違反容疑で公取に立ち入り検査を受けたこと。ボクも訴訟に持ち込んでやろうかと思ったことがあり(金欠で断念!)、皆さんあまりご存じないが、ここは放送局の売り上げの1.5%を自動的にかっさらっていくだけでなく、記事やエッセーに歌詞を引用しただけでも著作権料を請求してくる。たとえ替え歌でも、元歌が分かれば金払えだ。歌謡文化を自ら破壊する団体なのである。お灸をすえてやればいいのだ。
以上、クラシック2冠でブッ飛んだボクの憂さ晴らしを終わる。
2008/04/19
針灸院と歯医者にダブルで通っている。ただのジジイである。特に左肩は重症で、凝りを通り越して痛みになってるんだそうだ。
桜花賞でレジネッタから入って相手が抜けて寝込んでからは、さらにズキズキ痛み出した。700万当たれば治っていたと思うが、外れて悪化したのだ。治療に金もかかるし。まさに天国と地獄である。
釣竿を振って痛みを治そうと水曜日に福井へ遠征。狙い通りイシダイを釣り上げ、「やったぜ」と叫んで周囲に迷惑をかけ、迷惑ついでに釣り友どもに写メを一斉に送りつけ、家で魚拓を取ったあと刺し身にすると、これが腹パンパンの子持ちで超美味。気がつくと痛みはやわらいでいた。単なるストレス痛かよ?
あとは競馬でドデカイのをいわし、また「やったぜ」と叫んで周囲に迷惑をかけ、迷惑ついでに馬友どもに数百万馬券の写メを一斉に送りつけると完治すると思う。
いや、思うんだが、余計ストレスたまって肩の手術してたりして。
道頓堀のくいだおれが夏に閉店すると発表し、全国レベルのニュースになっている。
幼い頃、あのくいだおれ太郎の前から一歩も動かず、眉毛を動かしながら太鼓を叩く真似をした奴はボクだけではないだろう。
そんな無邪気だった少年が、後に太郎の前を軽く素通りして東へ歩を進め、道頓堀場外に入り浸って私服警官に補導されるとは、親も想像できなかったことと思う。
関大・宮本教授の試算によると、その経済効果は実に年間16億円とか。観光客の約6割が太郎を見る目的で戎橋商店街に来ているらしいのだ。
マーケティングて結構単純であり、それが逆に奥の深さを感じさせる。
競馬場も馬券大明神的な、ガリバー旅行記級のどでかいキャラクターを門の前にデデーンと立たせ、名物に仕立てて集客を計ればいいと思う。
名前は「仁川名物・馬券買いだおれ太郎」なんてどうだろう。もうとっくに買いだおれてますという突っ込みも予想されるけど。
2008/04/05
高松宮記念はキョウワロアリングを◎に推したが、勝ち馬からコンマ4秒差の6着と無念。単勝100倍の16番人気で、上位5頭が1~5番人気馬だったことを考えると、余は満足である(満足している場合か)。
ついでに、最終レースを15番人気のエイティフローから買ったら最後にたれて0秒2差の5着て・・・。しかも勝ち馬が16番人気て・・・。こっちの16番人気やったんかい。
というわけで、何を考えてはるのか中京開催を10日間もやってくれたおかげで、えらい損害である。そこそこ獲ってるんだが、その分、買ってしまうからマイナスを食らうのだ。かといって、荒れる中京を指くわえて見てるのもアホだしね。ケンしたら当たってしまうし。突っ込んだら外れるけど。でも突っ込み続けないと当たらんし。競馬って強迫観念との戦いなのである。入院したい。
ドバイへ行った日本馬は残念だったが、ドバイへ行った日本人は幸運である。馬券が買えん国がうらやましいのだ。
よく見たら今年のJRAのCMは久々にユニークである。
もう十数年も前、ノムさんが競馬場で相棒の本木に向かって「データに頼っちゃいかんというデータもある」と指導するCMがセンス抜群で史上1位だったが(勝手に決めた)、今年の作品はそれに匹敵するでき映えである。
一流企業の幹部ふうの佐藤浩市が「CLUB KEIBA」のはり紙を見つけたときのナレーション。「出世もした。満足している。でも、彼は出会ってしまった」。
最高である。競馬があなたの地位も名誉も損ない、破滅の道へといざなうことを示唆しているかのようだ。これは、たばこのパッケージに「喫煙は、あなたにとって脳卒中の危険性を高めます」と書かれているのと似たような構図である。
入門には相当な覚悟が要るよと告げてくれているのだ。JRAって意外に良心的だったのね。
まだ迷ってる方、どんどん競馬にのめり込むように。共に破滅への道を歩もうではないか。