2005/03/05
冬だというのに、ここ1ヵ月半の間に5キロ絞った。このままダラダラ肥えてどうでもいい中年になるか、スカッとした中年になるかの、今がちょうど分岐点だと考えたからだ。で、スカッとなる方を選択し、ダイエット作戦を開始した。
手段は、炭水化物を控え、運動で汗をかくというもの。運動はいいとして、炭水化物は大変つらい。ご飯、パン、麺類、粉もん、芋類、菓子、酒。すべて炭水化物の塊である。これを避けると、行くところがないのだ。仕方がないので、主食はスープとサラダ。
食の楽しみが奪われて人生が面白くないことに加え、炭水化物不足でエネルギーがなく、すぐ疲れる。ウインズ梅田に到着すると、ハアハア息が切れるのである。馬券を買いに行くのが億劫になりつつあるのだ。
これはひょっとしてこのまま競馬から離れられるやも知れんゾ。中年の皆さんもご一緒に。
2005/02/26
ライブドアとフジテレビの攻防が非常に興味深い。フジ・サンケイグループにお世話になっているボクとしても、成り行きが心配である。
悪いけど、堀江社長には具体的な構想がなさすぎる。ラジオで話してたネット融合策はあまりに当たり前であった。「放送」というメディアを少し甘く見ているか、ネットには長けてても、メディアミックスという視点でソフトを練るブレーンに恵まれていないかのどちらかである。
ボクにも経験があることだが、新しいことをやろうとすると刈り取られる。これが日本の風土だということだ。権力のある政治家は老人集団であり、判決を出す人、有識者と呼ばれる人、組織でGOサインを出す人、皆その多くは老人である。
競馬の世界にも、若い風が吹き込めばと思う。ただし、構想が弱いのに金だけ持ってる人はダメだ。金すらないボクなんかもっとダメだけど。
まさに快挙である。先週、東京の新馬戦で勝利したユメロマンという馬は、なんと静内農業高校の生産馬。高校生たちが作った馬なのだ。馬術部員が出産から世話してセールに上場。馬は262万円で競り落とされた。それだけでも堂々たるものなのに、新馬戦を勝たせたのである。
彼らの夢を乗せた命名も可愛らしい。ロクでもない高校生どもが湧いているなか、久々に清々しい話題である。
それにしても、これは生産界を揺るがす重大な出来事である。いや、重大だと思わない生産者はもうダメだ。今、日本では、デビュー戦を勝たせる、またはダービーまでに2勝目を挙げる生産牧場が、極めて限定されている。ほんの十数場の寡占状態なのだ。白旗を揚げている牧場には、これを機に奮起を促したい。
ボクにも一途に打ち込んだ高校時代があった。彼らが馬券に手を染めないことを祈るばかりだ。
最近、「縁切り」に御利益がある神社や寺の参拝客が急増中とか。時代を感じるのである。
京都では安井金比羅宮が縁切り神社として有名だ。ここは絵馬を吊るすだけだが、大阪には、知る人ぞ知る通称「鎌八幡」と呼ばれる神社もある。ボクがかつて番組で紹介したこともあるのだが、ここでは鎌を買って「えいっ」と御神木に突き刺して縁を断ち切るという強烈な祈祷ができ、ストレス解消にもなるので、ぜひお薦めである。
自分にも縁を切りたいものはたくさんある。まずは貧乏とサヨナラだ。次いで貧乏揺すり、体脂肪、短気、健忘症、煙草依存症、浪費癖、女性恐怖症(の反対)…考えたら最低の人間である。
まだまだあったわ。博打依存症、意志薄弱、勝負弱い病、馬券ベタ病、1着3着病、写真判定恐怖症。ごちゃごちゃ言ってる間に早く競馬そのものと縁を切れよと思う。
2005/02/05
厚生労働省から昨年の「自殺死亡統計」が発表された。昨年の日本の自殺者は約3万2000人で、1日にすると何と87人。17分の間に1人死んでいるのだ。
これを曜日別に見た場合、何と恐ろしいことに月曜日が最多である。その理屈は既に欧米で研究されており、「ブロークン・プロミス・エフェクト」という仮説が立てられている。何のことかと言うと、楽しい週末を過ごすはずだったのに、それが期待外れに終わった失望感が影響しているというのだ。
気持ちは嫌と言うほど分かる。ボクだって月曜の朝、何べん死のうと考えたか。この月曜だってそうだ。小倉の1200m芝でなんぼ金スルかな、ほんま。それでもちゃんと週刊誌を買って反省し、気持ちも新たに金曜にはこの原稿を書いているのだ。
自殺志願者にはっきり言ってやる。無責任だ。競馬をやりなさい。相当強い人間になるから。
2005/01/29
405万馬券が出た。公開されていた的中馬券は、3着馬を軸に、相手に何と13頭をマークした1頭軸マルチで、実に468点張りであった。
レースは16頭立て。よくもまあ2頭だけ切れたもんだと思うが(全部買うと630点張り)、とても買えないあの勝ち馬をちゃんと入れているのだから堂々たるものだ。決まリ手が①④②だけに「①②③④のお遊びBOXで獲っちゃいました」などというふざけた馬券なら許せんところだが、12番人気馬と心中したのはご立派である。
考えさせられたのは、人気馬が総崩れし、想像を絶する15番人気馬に、8番人気、12番人気と続いて405万「程度」かということである。難しいわりにつかないなあという印象だ。獲った人も損した思いじゃないか? これから馬券が狂うんだろうな。働くのも嫌になり、人生設計も狂うんだろう。お気の毒だけど。はぁ、スッキリした。
今日は娘の中学受験である。ボクは教育パパでも何でもない。むしろその反対である。ただ、近所の公立中学じゃなくて、私学に行かせたいのだ。
そもそも公立校になぜ校区が定められているのか聞きたい。自由競争にして、人気のない所は避難所にすればいいのだ。校長に任期があるのが問題で、一度赴任したが最後、一生そこで骨を埋めなければならないシステムにすればいいのだ。嫌でも学校はよくなる。理事長の異動があるJRAと同じ図式である。
そのようなワケで、折角の小倉開催だが、今年は遠征できない。ただ、馬券は買いますよ。娘が机に向かって問題と格闘してるのに、親父が机に向かって予想と格闘しないのは倫理にもとる。
思えば自分の結婚式の日も馬券を頼んだし…、となると自分の葬式でも誰ぞに頼むと思うね。もしも国が「馬券ラマダン月」を設けても、コソッと買うんだろうと思う。
週刊Gallop誌上で「全国競馬サークル対抗予想選手権」なるものが開催されている。参加しているのは41の大学サークルと、大人代表として我が北野軍団である。
シンザン記念で第1回戦が行われたが、敵陣41チームのうち実に7割にあたる29チームが、ペールギュント1着と予想していた。単勝1.5倍のバリバリ大本命馬だ。これがハナ差で1着だったのが、彼らにとっての不幸である。はっきり申し上げて、こんな面々には負けようがない。
人気でも当ててナンボやという考え方に、ボクは彼らの将来を案じる。オリジナリティのない大人の予備軍がこんなにいて、穴党のカモである本命馬券を、若さとパワー溢れる彼らが買っているという事実が分かり、落胆する。学生時代から大穴ばかり買っていた自分がたくましく思える。
彼らに言いたい。無茶して目立ってナンボ、笑わせてナンボ、外してナンボやと…。置いていかれそう…。
「お~い、原稿、原稿」。本誌・橋本忠記者から催促の電話である。正月日程がややこしく、うっかりこの原稿を出し忘れていたのだ。
折しも、昨日推奨したギンガハーバーが故障で競走を中止し、前走まで買っていたミルフィオリが見放した途端に来てしまって29万馬券を逸し、昨日推奨したエーピースピリットがアホ乗りで壊滅して3タテを食らい、馬券ボロボロ。そろそろ寝込もうかと寝間着に着替えようとした矢先の電話であり、タイミング抜群!今、横で万葉Sがスタートした。こんな状態で原稿など書けるわけがなく、ましてや馬名のダジャレなど考える余裕などあるわけがない。トホホ…なのである。
「負け方」というのはバクチ打ちの美学であると思う。先の3タテは、負け方が悪すぎる。今年こそ「格好いい散り方」を追求し、潔いバクチ人生に邁進したいものだ。どうせ負けるんだから。
今年もよろしく。
仕事で年末をずっと東京で過ごしたため時間をもて余していたら、友人に大井競馬に誘われてしまった。有馬で負けが確定してホッとしていたのに、こんなところにまだ競馬が残っていたとは、まさに不覚である。
行くしかなかろう。ボタ雪の中、ビショビショになりながら到着し、人気薄だがなじみのユートピアとクーリンガーの2頭軸で行ったら、何とこれが2、3着。しかし、勝ち馬となった地元の人気馬を1円も買っておらず、5万馬券を逃す。最後の最後に、まだこんな苦悩を味わうとは…。
年が明け、金杯を何とか獲って第一関門をクリアし、今日から地獄の3連チャン。早くも勝負どころだ。果たして体がもつのか不安である。
昨日、淡路島の友人から磯釣りに来ないかというメールをもらった。うわぁ、それいい。今年は競馬以外の友を増やし、お金を有意義に使うゾ。