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競馬コラム「地獄の沙汰も3連単」「WIN5 実録 二億円事件簿」アーカイブ
サンケイスポーツ関西版に競馬コラムニスト・北野義則が書き下ろしたコラム「地獄の沙汰も3連単」「実録 二億円事件簿」のアーカイブ。よろしく! 本編サイト「北野義則の秘密の館」ではシークレットメンバー募集中。よろしく!! http://www3.ocn.ne.jp/~manbaken/
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2012/12/24

 これを書いている時点ではまだ有馬の結果が判明していないが、翌日に敗者復活戦を組むとは、主催者もやりよる。

 有馬敗退組は阪神Cに突っ込むしか生き延びる手はないわけだから、もうヤケクソでいく。

 有馬勝利組は当然、資金が潤沢。阪神Cで大爆発をと画策し、もう強気でいく。つまり、どっちゃにしろ皆突っ込むのである。悔しいが、この戦略には降参なのだ。

 これで売り上げ大幅増にでもなった場合、2~3年後には年末に金杯まで持ってくるんだろう。「今年もお疲れさん。金杯で乾杯」とか言って。

 WIN5もそうだ。2日続けたらワクワク感が薄れるだろうに。しかし、有馬の翌日にまだ億単位の逆転劇が期待できるなんて、それはそれで魅力だ(どっちやねん)。

 というわけでボクは先日、自分で自分の弔辞を書き上げた。小沢昭一さんの告別式で、「花魁ごっこやソープごっこで遊んだね」などとひどい弔辞が読まれたのを知り、自分の時も、悪友にとんでもない弔辞を読まれたら恥ずかしいからである(死んだ後だけど)。

 もう、万全。いつ死んでもいいぞ。本年最後の大勝負だいっ。

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2012/12/23

 衆院選に有馬記念と投票ばっかりで疲れるが、この2つは国民の義務なので仕方がない。頑張るしかないだろう。

 選挙で痛快だったのは民主離党組が小選挙区で1勝70敗とボロ負けしよったことだ。勝ったのは小沢一郎だけで、本当にしぶとい狸だが、他の70人は日本未来の党などという烏合の衆が仕組んだ罠にハマったりして大惨敗。国民をナメた輩には厳しい審判が下った。

 不満なのは、前にも書いたように比例復活組がいることであり、これを民意とは言わない。それでも国政に携わるというのなら、「復活組」と書かれた名札か、ゾンビのお面を常時着用するのが筋というものだろう。

 そういうわけで、有馬記念は「鞍替え」した馬が惨敗すると言いたいところだが、関係ないだろう。金環日食から「ゴールド」とか、なでしこのユニフォームから「ブル―」とか、尖閣諸島に船がウヨウヨいるから「シップ」とかいろいろ言われるが、どれも冴えんのだ。マツリダゴッホが勝った年なんかどう説明するのかと思いきや、鳥インフルエンザの流行で咳が出て、「ゴッホ、ゴッホ」だったらしい。知るかよっ。

2012/12/16

 今週、厚生労働省が発表したデータによると、過去3年間に従業員からパワハラ相談を受けた企業が32%あり、従業員に対する調査では、実に25%もの人がパワーハラスメントを受けたことがあると回答している。

 上司が部下をいじめたり追い詰めたりと嫌な世の中だなあと思うが、パワハラには6つの定義があるというのを今回初めて知り、驚いたのだ。

 ①精神的な攻撃②過大な要求③過小な要求④個の侵害⑤人間関係からの切り離し⑥身体的な攻撃という6項目だが、何とそのうち③を除く5項目を、ボク自身が弟子に行っていたのである。

 こんな簡単な馬を見落としやがって、お前らはデクノボウじゃ(①)、こんな1千万程度のWIN5も当てられへんとは情けないぞ(②)、その弱気な性格では穴馬を探せんわな、死ね(④)、もうWIN5共同買いチームから除名じゃ(⑤)と言って一発蹴りを入れていたのだ(⑥)。

 弟子にすれば、その言葉そのまま返しますと言いたいところだろう。先週でも2億円が出ているのに、当欄の北野予想では1レースも当たらないのである。死ねっ。もう、自己パワハラ。

2012/12/9

 今、3年で30億を払い戻し、それに対して7億の課税を食らった男性の裁判に競馬ファンの視線が集まっている。

 当人の粗利は1億強なのに、国税局は配当額から当たり馬券の購入額だけを差し引いた29億を一時所得と認定。1億強を儲ける間に29億使った証拠がパソコンに残っているのに、買った馬券が当たった時、その的中馬券の原資のみが経費になると主張した。悪魔か。

 この理屈でいくと、WIN5の当たりは1通りだから、2万通り買って2億当てても、経費は100円ということだ。

 憲法第一条に照らした場合、1億使って百万当てた人も(それも情けない奴だが)課税されることになり、これはもう、馬券など買ってる場合ではないことを意味する。

 ここでも敵は、外れ馬券を保管していない窓口派なら1億使った証拠がないと突っぱね、仮に外れ馬券を示しても、拾ったかも知れんという性悪説で迫ってくるだろう。

 となると、馬券に購入者の名前を印字するしか方法がなくなる。アホな外し方をしたら名前がバレて恥ずかしいので、馬券のポイ捨てはなくなるだろう。めでたしメデタシ(どんな結論じゃ)。

2012/12/02

 先週のWIN5は、1発目の東京9Rで18番人気のヤマニンウイスカーが勝ち、何のこっちゃという感じでいきなり全滅である。つまらんっ。

 あの馬をあとで調べたが、オープンに上がってから秒単位で負け続け、府中にもマイル戦にも連対すらなし。買い目はまったくない。3歳時、ボクが菊花賞で軸馬の1頭に指名した馬だが、それがどうしたというのだ。

 単勝397倍。当てたのは500人に1人と誰も買っていない馬だが、それでもWIN5の票数を見て驚く。のべ1万3574人の馬券師が生き残ったのだ。

 比率的には単勝と似たようなものだが、おまかせシステムもあるとは言え、あの馬をこれだけの人がWIN5に取り込んでいることに驚く。なかには、1発目だし荒れそうなレースだからと、総流しして一番おいしいのを引っ掛けた人もいるはずである。

 やっぱり億狙いって、それぐらいの準備が必要なんだなと思い直すいい機会だったし、とにかく気合いが入ったのだ。

 最後まで残ってオルフェーブルなら持っていた人は、今ごろ病院であろう。死者が出るのも時間の問題のような気が…。

2012/11/25

 ジャパンCに一線級の外国馬が来なくなって久しいが、騎手のほうは年々粒がそろってくる感じで、今年も多くの渡り鳥たちが、世界中からエサ場を求めて飛来する。

 国際騎手招待レースもスリリングで楽しめるのだが、奴らは何をしよるか分からんだけに、オチオチ馬券も買えないのが玉にキズである。

 今週、日本でもおなじみのダミアン・オリヴァー騎手が、本国オーストラリアで、自分が参戦したレースで他馬に87万張り、10ヶ月の騎乗停止処分を食らいよった。40歳のええ大人が。ほんま、何をしよるか分からん。

 しかも、自分の馬は6着に入れ、馬券が的中。すごいもんだ。麻雀でもゴルフでも釣りでも、普通は自分に賭けるものなのに(ひょっとして違法かも)、戦う相手に賭けるという見上げた根性、やっぱり外国人騎手はスケールが違うのである。

 というわけで、騎手には自分が出ていないレースに限り、馬券をガンガン買わせるべきだろう。自分のちょっとしたミスが客には大打撃となり、時に人生まで狂わせることを強烈に実感し、気を引き締めてもらうためである。ボクの場合は、もう手遅れなんだけど。

2012/11/18

 政治がここまで凋落したのは、ボクの記憶にない。言うた言わんの低次元な意地の張り合いで、いきなり解散とは。しかも、比例定数の是正が争点の一つだったりして、ほんま呆れるのだ。

 そもそも比例そのものが憲法違反であると、ボクは確信している。せっかく「民意」が落選させてやった政治家どもが、「比例の名簿順位」などという理由によってまさにゾンビのごとく復活して社会を混乱させた挙げ句、「私は民意で選ばれた」などと大ウソをほざいて胸を張ることがまかり通る制度である。要るわけがない。真剣に身を切る覚悟なら、比例を廃止してみろと言いたい。

 選挙区から当選したらしたで、「国民に選ばれた」などと、また威張りよる。たかが県民に選ばれただけのくせに、ウソをつくなよ。

 もう政治家などというアホな生き物どもには、馬券を買わせるしかなかろう。上位人気馬、つまり「票数の多い者」が必ずしも強いのではないということを思い知らせるためである。どうせ勝てないんだから、歳費の3割は馬券に突っ込んでボロ負けし、国民に還元しろ。身を切ったと初めて認めてやるぞ。

2012/11/10

 田中真紀子が独断で大学の開校申請を却下して大騒ぎになったが、訴訟になると国に何億もの損害が出ることを恐れ、ごまかしごまかし、発言を撤回しよった。

 本人によると、批判も覚悟のうえだそうだ。あっ、そう。ではお言葉に甘えて批判してやる。あんたは大バカ女だ。失脚した夫と合わせて史上最悪の迷惑夫婦であり、その迷惑度では、のりピー夫婦も真っ青である。

 あたかも一石を投じたかのように論点をすり替え、大学側もいい宣伝になったとは、よく言えたものだ。先に謝れよ。

 勉強熱心な大学生たちとつき合うようになってつくづく思うが、ボクはもう、ここまで物事を論理的に考えられない頭の悪い人が、彼らの将来を左右する文科省の大臣だという事実が許せないのである。一刻も早く辞めてもらいたいものだ。

 もうこんな女には、馬券を買わせるしかなかろう。「感覚」とか「思い付き」とか「ひらめき」といった彼女が十八番とする概念が、いかに通用しないかを思い知らせてやるためである。

 勝ち馬予想は「論理」で進めるものだ。ボクの場合は、頭がよすぎてハズしているだけである。

2012/11/04

 師と仰いだ藤本義一先生のお通夜に参列した。突然のことで、大きなショックを受けている。

 ボクは「11PM」の台本を書いていた。先生はまだ駆け出しだったボクの暴走企画も受け容れて楽しんで番組を進めて下さり、本当に大きな方だったと思う。

 競馬本を処女出版した際には帯に推薦文を書いて下さったし、ボクが本紙をはじめ、競馬誌にエッセイを書きまくっていた頃、先生は「優駿」の連載で「これでは本業がなくなってしまうのではないかと先輩としてはいささか不安なのだが、本業がなくなればJRAの競走馬研究所からスカウトがくるだろう」と、ボクに"転職"を勧めて下さっていたりする。

 競馬場にもよくご一緒したが、先生は必ず全場全レース購入し、休まれたことは一度もない。直木賞以外に、農水大臣賞も受賞すべき人である。

 ボクと同じく多点張りで、まだ馬連しかなった頃の園田競馬でも同じ買い方をするため、ほとんどのレースを的中させ、半分以上トリガミを食らっておられた。

 先生、畏れながらボクがトリガミ大王の座を引き継いでいます。どうか天国から応援よろしく。

2012/10/28

 当欄に移動し、ほんの1ヵ月足らずでWIN5を的中させた。見事である。買い目を594点示し、払い戻しが7320円だ。回収率12.3%。もう、死んでやる。

 実際は友人との3人チームで6万7200円買ってこちらも的中。回収率は10.8%。WIN5でここまでトリガミを食らうのは人類史上初の快挙であろう。ほんまに、死んでやる。

 しかし、菊花賞単独では3連単を210点で的中。1万2450円と、こちらは半分以上取り返して上々である(どこがやねんっ)。そんなわけで、今日からボクのことをトリガミ大王様と呼んでもらいたいものだ。

 この大王様とは逆に、勝負強さを発揮したのが和田監督である。シーズンはまるっきりダメだったが、藤浪を引き当てたことで帳消しとする。番組を録画していて深夜に見たが、ガッツポーズの瞬間は20回ぐらいリピートした。スローで見ると首脳テーブルのリアクションが笑える(やはり年寄は反応が遅い)。

 阪神はドラフト1位抽選で12連敗中だったが、ついにフッ切れた。これにあやかり、今日のWIN5はクジ引きで選んだ馬も加えたいと思う。

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