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競馬コラム「地獄の沙汰も3連単」「WIN5 実録 二億円事件簿」アーカイブ
サンケイスポーツ関西版に競馬コラムニスト・北野義則が書き下ろしたコラム「地獄の沙汰も3連単」「実録 二億円事件簿」のアーカイブ。よろしく! 本編サイト「北野義則の秘密の館」ではシークレットメンバー募集中。よろしく!! http://www3.ocn.ne.jp/~manbaken/
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2011/12/24

 最終週だ。馬券革命元年が終わろうとしている。WIN5に振り回された1年であったが、胴元が勝負レースを指定してきたのは初めてのことで、我々に挑戦状を叩きつけてきたわけである。

 それに伴い、全国の馬券師も指定5クラという同じ土俵でガチンコ勝負することとなった。配当の大きさ以上に、ボクが燃えたのはそこである。

 ならばと試行錯誤をくり返し、1冊の本に悠々まとまるほど戦略を編み出したが、5レース当たらないんだから仕方がない。不思議と4レース当たるので、「4レースは当たる本」なら書けるんだが、誰が買うかいっ。

 忘年会で話し合い、億単位の戻しを受けたらまず何をするかを決めた。全額引き出して写真館へ直行。金を山積みし、それを囲んで立ったり、イスに座ってこぶしを握ったり…。家族の記念写真風にアルバムに入れて仕上げてもらうのだ。

 革命の年に達成する目標は、オーラスまで追い詰められた。いい写真を撮るためにもエイシン「フラッシュ」に勝ってもらう。

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2011/12/17

 ティッシュ御曹司が再逮捕されたりして、もうボロボロである。多くの専門家が、彼はギャンブル依存症だと指摘している。その通りだと思う。

 手元に依存症に詳しい医師の診断表があるが、陥りやすい人の傾向は6つある。早速、自己診断だ。皆さんもご一緒に。

 ①人づき合いが苦手=ボクは正反対で、まずは安心である。特に異性とのつき合いは大得意だ。

 ②自己主張が苦手=これも正反対で、ボクなんかもう、主張しすぎてうるさい、うるさい。

 ③自己評価が低い=いく分、ええ格好しいのナルシスノワールなので、これも違うのだ。

 ④家庭環境にトラウマを持つ=別に…。

 ⑤安易に借金をしてしまう=昔はそうだったが今は大丈夫だ。

 ⑥ギャンブルに対して敷居が低い=低いどころか、敷居など全くないと言ってよい。

 引っ掛かる項目は最後だけである。なあんだ。全然、依存症じゃないのである。安心できたので今週も馬券をガンガン買うぞ。チェックしてよかったよかった。

2011/12/10

 週刊ギャロップ誌の依頼でWIN5の魅力について書いたが、それがカラー面にデカデカ載って、何だか恐縮である。G誌に書くのは「男と女の馬劇場」なる短編小説の連載でエロエロ話を連発し、女性読者から苦情が殺到したため打ち切りになって以来なので嬉しかった。

 実はこれ、JRAのWIN5広告特集記事で、先方が北野義則さんの原稿で快諾されたというから不思議である。北野さんはあの馬券をアホみたいに買ってくれる上得意様だからということか?ま、何だっていいのだ。どうせ原稿料は1週でそちらへ戻すんだから。

 WIN5の売り上げが下がっているが、購入単位を落とせば回復すると思う。100円が2億になるんなら50円が1億になるはずで、ぼちぼち考えはったらどうでっか?

 来年の新兵器は馬連やワイドで戻しに5%を上乗せする「2連福(にれんふく)」だそうだ。ついに禁断のダジャレネーミングにまで手を伸ばすとは大変なんだなあと思う。こうなりゃ、例によってダジャレ馬で受けて立つしかなかろう。

2011/12/03

 大好きだった西本幸雄さんが亡くなった。広島との日本シリーズ第7戦でのスクイズ失敗は悔しかったが、今となってはあれでよかった。「悲運の闘将」が格好いいし、あのサインこそ勝利への執念の証しであり、闘将の証しだと思うからである。

 昭和56年、森ノ宮の日生球場で行われた西本監督の引退試合を生で見たのが自慢なのだ。近鉄=阪急のダブルヘッダー2試合を最初から最後まで見て、監督が両軍選手に胴上げされたシーンに感動し、鈴木啓示が泣きながら花束を渡した姿にもらい泣きし…。球場には9時間ほどいた。

 ホームランが出るたびにバックスクリーンのチオビタ人形が瓶を持ち上げてくれた日生球場は、もうない。近鉄も阪急もとっくの昔に消滅し、ゲームの会社なんぞが球団を持つ時代に突入する。野球の古き良き時代は、西本さんの死とともに葬り去られるのだ。

 競馬もそう。WIN5も3連単もない古き良き時代に戻してくれよと、薄っぺらい財布を眺めつつ涙する日々である。ジジイか、わし。

2011/11/26

 ハニカミ王子ならぬハナカミ王子がついに逮捕されよった。それにしても浪費しよった金額に驚く。カジノで106億円だ。コンビニでのど飴を買うのに105円使おうか迷ったボクとは月とスッポンである。0の数が違いすぎて気を失いそうだ。

 とにかく何が許せないって、国会などでカジノ建設推進派が頑張ってくれているのに、水を差しよったことだ。「カジノは悪」みたいな報道が増えたのである。

 マカオで何度も打った経験から言わせてもらうが、実際の現場では、こういうトンマは滅多にいない。ボクだって勝ち組である。いつも旅費と飯代にお釣りが来るのだ。難点は5万儲けるのに18時間ほどかかることで、それが体に悪いのだと言われれば、悪い。しかし精神衛生上も風紀上も、何の問題もないのだ。日本でやってもアホが出現するだろうが、カモにすればいいだけ。金が貧乏人に分配されると考えれば、健全なものだ。

 全然分配されないのは競馬である。WIN5は貧乏人のためにできたと言ったが、ウソ。

2011/11/19

 巨人軍のお家騒動がとにかくおもしろい。やっぱりストーブリーグはこうでないと。日本シリーズなんて見てる場合じゃないのだ。

 清武氏の性格とか日頃の行いなどはこの際、どうでもいい。あのナベツネに盾突いて我々をここまで楽しませてくれたことを評価すべきで、プロ野球界でこんな功績を残した人をボクは知らない。今後、あなたがどうなろうと、何を失敗しようと、もういいのだ。許す。特に「(報告を)忘れておられるということなら任に堪えない」と言い切り、ナベツネをほとんどボケ老人呼ばわりしたくだりにはシビレる。

 補強の失敗うんぬんとゴッチャにして清武批判を展開する人、保身に動く人…。誰がどんな発言をしたか、ちゃんと新聞を切り抜いておこう。1年は楽しめるぞ。若い人は、この機に人間観察して社会勉強するように。

 というわけで、人間、筋を通すべきである。穴なら、穴。フラフラするな。女王杯が1、2番人気で決着して重傷を負ったからって、それがどうした。と、自分に言い聞かせたりして。

2011/11/12

 前回、WIN5で1億6千万を超ニアピンで獲り逃がして倒れた話を書いたが、我々チ―ム・Kの3人はちゃんと起き上がった。たくましいのである。

 前回の反省は、チームメイトが人気薄の勝ち馬を推奨したのに、それを「要らない」と言って足を引っ張ったヤツがいたことだ(ボクだけど)。つまり、魚を一度マナ板の上に載せたのに、捨ててしまったことに罰が当たったわけである。

 ならばと、先週からは魚を多く載せないことにした。一尾も余らせないようにしたわけである。それを実現する方法は、レース担当制。3人の得意分野を洗い直し、芝ダート、クラス、距離、競馬場という4つの切り口で仕分けて担当表を作った。完成に8時間を要したが、人間、大金を寸前で逃すとこうなることが分かった。ヘコまず、逆に燃えるのである。

 ボクは千四までのすべてのレースとローカルを担当。3人とも担当レースを当て、晴れて1万3720円をゲットした。苦労が報われ、見事にトリガミである。もう、死んでやるっ。

2011/11/05

 ボクがWIN5に3人のチームで参戦しているのは資金の問題ではない。「相手の予想を拝借するため」だ。

 人気馬も超穴馬もごちゃ混ぜにし、5発とも単独で的中させろとは無茶な話である。ところが、組んだ相手がボクとは正反対の推理をし、ボクが外すクラを穴埋めしてくれたら的中するわけだ。人と組むメリットはまさにここしかない。

 先週は3つ目の新潟で12番人気の穴馬が勝ったが、ここをボクが的中。4つ目をチームメイトが当てて役満級のリーチをかけ、いざ天皇賞。わめき散らしたが、トーセンジョーダンを買っておらず、気を失った。

 普通に予想が外れたのなら仕方ない。問題は、他の2人がトーセンを推していたことである。なのに、実に余計なことを言ってしまったわけね、ボクが。「絶対に勝てませんっ」。このひと言に2人がヒルみ、予想を引っ込めはったのだ。

 チーム参戦の精神をおろそかにしたボクに、1億6千万没収という天罰が下った。もうここが人生のピークであろう。皆さん、さようなら。

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2011/10/29

 馬券でボロ儲けし、ティッシュのように札ビラで鼻をかんでやりたいと思ったことはある。しかし、本当に金とティッシュを同じように扱った男がいて、それがティッシュ会社の御曹司とは。

 とにかく驚いたことがたくさんあって、まず、彼に100億使わせるほどティッシュ会社は儲かるんだということだ。ムカムカするので、今後はやたら鼻をかまずに吸い込むことにする。

 次に、いくら創業者一族の命令だからって、重役たちが言いなりになって金を渡していたこと。

 次に、保有株を処理するなどして金を返すと言っているが、返せるんだということ。

 一番驚くのは、こんなコントみたいなアホぼんが今もって存在するという事実だ。

 カジノで数十億スッていたというからまたムカつく。同じカジノ好きでも、カードひと勝負に千円上乗せしようかどうかで真剣に悩むボクの立場がないではないか。ボクだって社長なのに。

 特別背任を企んでも、会社には背任する金もないのだ。ミジメ。

2011/10/22

 タイガースがボロボロになって野球に何の興味もなくなったわけだが、面白い話題が一つ。巨人の新人・沢村と日テレの女子アナが結婚するらしい。沢村は23歳だ。早すぎる。

 野球選手と女子アナは虚栄心の強さと金銭への執着という二つのベクトルが一致していることから、くっつきやすい。

 小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」は、「若いと、誰もが心配するけれど、愛があるから大丈夫なの」と言い放って嫁いでしまった。「愛」がなくなったらどうするかも明言せずに。だから「若い」わけだが、女子アナたちは別の何かが残ると計算してなりふり構わず穴を掘り、青二才を落とす。そこが好きになれんのだ。

 しかし、稼げる選手は限られている。いかに早くツバをつけるかが勝負となるが、それでも今回は驚いた。彼がプロ入りする前からとは…。しかも、7つも年下て。

 競馬界では三浦騎手が結婚。21歳である。先週は20鞍に騎乗も未勝利。ご祝儀馬券が炸裂するぞと三浦を買い続けて倒れた仲間のためにも、頑張れ、三浦っ。

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