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競馬コラム「地獄の沙汰も3連単」「WIN5 実録 二億円事件簿」アーカイブ
サンケイスポーツ関西版に競馬コラムニスト・北野義則が書き下ろしたコラム「地獄の沙汰も3連単」「実録 二億円事件簿」のアーカイブ。よろしく! 本編サイト「北野義則の秘密の館」ではシークレットメンバー募集中。よろしく!! http://www3.ocn.ne.jp/~manbaken/
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2007/06/09

 木曜日(7日)、「横山ノックを天国に送る会」に出席し、ノックさんを天国に送ってきた。

 そうそうたる顔ぶれのタレント陣。カメラのフラッシュを浴びて入場すると(と言ってもボクはついでに写ってしまう側だけど)、そこは1000人以上の列席者ですし詰め状態。息苦しかったが、いい人だったからそれは当然であり、そんなノックさんの番組で台本を書けたことが、今となっては幸せである。

 知事になられてからお会いした時の会話はよくおぼえている。
 「どや、元気にやってるか?」
 「おかげさまで。先生はお体のほう、どうですか?」
 「そんなもん、わしゃ、もうボロボロや」

 今思えば、あのころの激務とストレスがたたったのかもしれない。最後に被告人にまでなったのは余計だったが、愛すべきキャラであった。

 ボクが万馬券を獲った時、「よしっ、これからは北野君に乗ろう!」と言ってくださったノックさん。さようなら。
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2007/06/02

 紀香と陣内の披露宴中継の視聴率が関西地区で40%あったとか。えぐい数字である。

 ボクも昔、ハイヒール・モモコちゃんの披露宴台本を書いたが、その模様も放送されてすごい数字を叩き出し、スタッフ一同、局長賞をもらって豪勢に食事したのを憶えている。

 みんな、見たいのだ。仕事柄、何度も出席してるけど、そりゃ面白いしね。芸能人が週に1人ずつ結婚する番組をレギュラー化すれば、その局はボロもうけである。スポンサーが披露宴費用の一部を負担することと、どんな小物でもとにかく芸能人ならOKという条件付きなら、何とかなる。

 個人的にも、最近は年齢的なこともあって結婚式より葬式の方が断然出席率が高くなっているのが悔しいのだ。
 
 うちの弟子どももテレビ局で働いているので、1年以内に芸能人と結婚せよと業務命令を出してやった。人生設計を立てるいい機会であり、馬券からも足を洗う絶好の機会でもある。神の声だ。
2007/05/26

 嫁サンが、日帰りバスツアーのタダ券が当たったのでボクにつき合えと言う。

 勝手に行けよ。でも一人では心細いから、もう申し込んだと言うのだ。何すんねん。
 
 朝7時集合だと。日曜だったので総勢40名の大盛況。男は4人だけで、あとは大阪のおばちゃん軍団である。若い美女チームと仲よしに…という思惑も外れ、夢も希望もないバスが出発。

 まずは近江八幡の水郷巡りで、次に関ヶ原で近江牛のしゃぶしゃぶ。ここまではまあまあなんだが、その後がいかん。恐怖のタイアップ3連発。まずは胡麻ミュージアムで胡麻製品を買わされ、続いて毛皮問屋に90分も束縛される。悔しいので革の名刺入れを買い、最後は信楽焼の店へ連れていかれ、また悔しいので刺身皿とカップを購入。ええカモやがな。

 大阪7時着。12時間の旅を終え、腰をいわして帰宅すると、オークスの馬券が外れていた。

 教訓。貧乏旅行するともっと貧乏になる。

2007/05/19

 月曜日、MBSラジオ「いざゆけ! 八木裕」にゲストとして出させてもらった。

 ボクでええんかいなとは思ったが、同局で阪神優勝特番や「みんなの甲子園」、他局でも「週刊トラトラタイガース」の構成をしていた関係で、出演命令が下ったようである。

 実はボク、審判諸氏の癖まで語れるほど野球に詳しくて、野球番組御用達作家としても重宝なのである。競馬ばっかりじゃないのだ。特に八木さんの大ファンなので、頭の中にある八木年表をペラペラしゃべると、ご本人もあぜんとしていた。

 八木さんと一緒に番組に亀山つとむさんとは古くから競馬話で盛り上がる仲だが、その亀山さんにも、「北野さんて、マジメに熱く野球を語れる人だったんですね。単なる馬券買いのオッサンやと思てました」と驚かれてしまった。

 失礼な。まあ、事実そうなんだけど。「単なる勝負弱いオッサン」と言われなかっただけでもよかったのかも。
2007/05/12

 特待生問題で高校がてんやわんやである。皆一斉に日本高野連から脱退して、新しい連盟を立ち上げればそれで済むのにと思う。

 高野連が何と言おうが、来年度から廃止するならいざ知らず、既に特待生として入学させている生徒の処遇を途中で変更するのは契約違反であり、高校側は父母に裁判に持ち込まれたら勝てない。高校も父母もそのぐらい気づけよと思う。

 ただ、スポーツの振興を私学が宣伝ツールと考えている以上、特待生制度には反対だ。スポーツを犠牲にして勉学に励んだ生徒に失礼である。
 
 大学だって、「勉強がすべてじゃない」などとしたり顔で言う文化人らの影響を受け、一芸入試なるものを定着させている所が多い。何をもって一芸とするのか、審査する側はその芸の価値を判断できるのか…。甚だ不公平な制度である。ならば高校時代に既にマージャンの有段者で、万馬券をガンガンいわしてたボクなんかどうなる?

 そら落ちますわな。
2007/05/05

 今、放送されている某社HD-DVDのコマーシャルが面白い。競馬を鮮明な画像と多機能ハードで楽しもうというもので、演者は杉本清氏である。

 CMは60秒と長く、杉本氏はリビングでDVDを鑑賞する自分を第三者の目で実況する。

 「これがうわさの次世代DVD!」「こんな便利な機能を誰が予想したか」「見てくれこの画(え)を、見てくれこの画(え)を」

 杉本実況を当の本人がパロるというギャグ。書いたのはボクである。なかなかのもんだ。

 以前、椎名桔平ら演じる競艇のCMを書いたことがあるが、どうやらボクのところには、バクチがらみの仕事しか来ないようだ。

 なのに、JRA話は来ないのである。かつて野村監督が「データに頼っちゃいかんというデータもある」という名ゼリフを吐いたCM以来、しゃれたコピーがない。

 馬券でボロボロになった安部譲二が最終レースで逆転してひと言。「地獄の沙汰も3連単!」。なんてどう?
2007/04/28

 往年の名騎手たちが集い、レースをする初の試み、ジョッキーマスターズはなかなかのイベントであった。

 ボクもファンとしてはベテランの域に達しているだけに、中野栄治や根本康広が出てきたのは実に面白かった。メリーナイスでの落馬は強烈な記憶であり、「根本、落ちるなよっ」というオールドファンの野次が的確で笑えた。

 元騎手の内藤繁春さんは70歳で調教師を定年退職し、また騎手に戻ろうとして競馬会に制止された(「定年ジョッキー」という本に詳しい)。このエピソードから分かるのは、体力の衰えは当然あるものの、彼らにとっては馬は車のようなものであり、何歳でも乗れるということである。

 今回逃げた元名騎手たちも、次は出場して場を盛り上げてもらいたい。これぞファンへの恩返しであり、当たらん予想なんか売ってる場合ではなかろう。予想はボクに任せておけばいいのだ。先週も当たったしね。超久々に…。
2007/04/21

 火曜日、またしても串本へ、OBCドラマティック競馬司会の西村寿一氏と遠征。わが釣り人生でも、もう死ぬまでできない体験をした。

 ボクの竿に1メートル級の巨大ヒラメが掛かり、格闘すること実に1時間半。ヒラメが抵抗して、海中にあるイカダのロープに釣り糸ごと引っ掛かり、ついにびくともしなくなってしまった。

 あきらめきれないボクは船頭を呼び出し、誰か海に潜って魚を突いてくれないかとアホな依頼をした。すると、3万円出せばダイバーに来てもらえると言うではないか。

 もう、金の問題ではない。迷わず依頼したところ、1時間後に水中銃を抱えたダイバーが登場。手配する船頭も船頭だが、本当に来るダイバーもダイバーである。もう、町中が大騒ぎらしい。

 潜ってもらうと、魚は逃げていた。地獄だ。約束通り3万払った後のことは覚えていない。西村氏によると、2時間ほど気を失っていたという。

 この金の使い方、皆さんどう思います?
2007/04/14

 JRAが「FEEL LIVE」と叫んでガンガン宣伝しているが、まったくその通りである。ライヴに勝るものはないのだ。

 水曜日、阪神-中日戦を甲子園のバックネット裏最前列、審判の真後ろで観戦。ここで見るとえらいもんで、微妙なコースも判定できるし、ズシン、ガキーンという音が体の芯まで響いて爽快である。延長戦になったおかげで全部の選手を見れたのはよかったが、さすがに4時間37分は想定外。寒いの何の。

 テレビに顔が映りすぎたため、電話とメールが12本。全部が、「隣にいるオンナは誰だ?」というご質問であった。残念だが、嫁サンなのだ。ここらへんがボクの勝負弱いところ(何のこっちゃ)。

 今年は大相撲の大阪場所も2回行ったし、歌舞伎にも宝塚歌劇も行ったのだ。このままライヴ活動で突き進み、この後は競馬場、競艇場、競輪場と続く予定である。何でそうなるのかと思う。
2007/04/07

 大阪・梅田の近くに堂山というアングラな町があるのだが、その交差点の角に、超近代的な巨大ビルがいつの間にか完成していた。ボートピア梅田といって、競艇の場外発売ビルだ。

 ウインズ梅田とは比較にならない大きさと美しさ。全国の舟券が買えるらしいのだ。全国津々浦々、競艇が行われていない日はなく、もちろん、ナイター競艇も買える。
 
 ということは、どういうことかと言うと、時間が空けば会社から軽く自転車を走らせて、いつ何どきでも博打が打てるということなのだ。博打のコンビニエンスである。
 
 本物のコンビニで食べ物やタバコを買い、博打のコンビニでその金を取り戻す生活なんてどうです? コンビニのハシゴで生活費が浮くなんて、この世はパラダイスっ。

 …などという発想しか浮かばないのである。罠だと分かってるのに…。本当に、誰かボクの教官になって、隣でガツンとブレーキ踏んでくれないかと真剣に思う。
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