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競馬コラム「地獄の沙汰も3連単」「WIN5 実録 二億円事件簿」アーカイブ
サンケイスポーツ関西版に競馬コラムニスト・北野義則が書き下ろしたコラム「地獄の沙汰も3連単」「実録 二億円事件簿」のアーカイブ。よろしく! 本編サイト「北野義則の秘密の館」ではシークレットメンバー募集中。よろしく!! http://www3.ocn.ne.jp/~manbaken/
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2006/08/05

 弟子の美奈子が夕刊フジで競馬予想をやって1年半。師匠の数倍当たる驚異予想のご褒美として「北川美奈子と行くディープインパクト凱旋門賞応援ツアー」なる特大イベントを企画してもらいよった。全く、うらやましい話である。ボクなんかサンスポに10年連載してるのに、「北野義則と行く園田競馬応援ツアー」さえ企画してもらったことがないのだ。何よ、この差…。

 で、2日付の夕刊フジを見て、プハッ~と噴き出してしまったのだ。美奈子ツアーの募集広告がデカデカと出ていて、それによると「ホテルでパーティーも実施。美奈子さんとの競馬トークが楽しめる」んだそうである。

 話があった時、美奈子に「お前が引率すんねんから先頭で旗持って歩かなあかんねんで」と言ってやったら本気にし、「バスガイドみたいなことせなあかんのですね」と落ち込んでいたが、トークはもっと落ち込むんじゃないか? どんなトークをしよるのか、そこだけ参加したいわ、ほんま。

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2006/07/29

 白鵬を横綱にしろよ。千秋楽になって、しかも朝青龍に勝ってから「朝青龍の独走を許した」という理由で昇進を見送るのは、いわば難クセだ。そもそも独走を許したのはお前らだろう。白鵬との対決を前日までに組んでいれば、展開は変わっているのだ。

 「13勝なら綱」とは客を千秋楽までつなぎ止めるための姑息な話題作りだったわけで、何事にも機運とか空気というものがあり、それを読めない者どもは、興行なんかやらないほうがよい。ファンをなめるなよ。

 競馬界では今週、ハーツクライが伝統のキングジョージに参戦。秋にはディープの凱旋門賞チャレンジもある。競馬をスポーツだと言うんなら、目先の賞金より栄誉や記録であり、挑戦しかない。ファンもそれを願っているのだ。両馬がたまたま空気を読める関係者に育てられたことは、主催者にすれば幸運である。

 残された課題は、「ここでぶっ飛べば馬券が盛り上がる」という空気を読める騎手をいかに育てるかだ。
2006/07/22

 忌野清志郎が咽頭ガンだったのは、ちょっとしたショックである。歌こそ歌わないが、煙草の吸いすぎで喉に違和感があるボクも怪しい。でも、検査したら本当に発覚しそうで嫌だ。

 彼は今の心境を、「何事も人生経験と考え、この新しいブルースを楽しむような気持ちで治療に専念します」と綴っている。どうよ、この明るさ。

 胃ガンを患った王監督は愛弟子・松中の持病を心配し、自分が入院している病院の医者にいい治療法を聞き出して、手術前夜、松中宛にFAXしたらしい。どうよ、このたくましさ。

 SMの巨匠・団鬼六先生は、医者に人工透析しないと死ぬと宣告され、そんなことするなら死んだほうがマシだと、今、腹上死させてくれる相手を探しているらしい。どうよ、この身勝手さ。

 みんな格好よすぎるぞ。馬券ごときでウジウジ言ってる自分なんか吹き飛ばされそうだ。もうボヤかないよ。大概当たらんけど。
2006/07/15

 セレクトセールで6億円牝馬が誕生した。売りに出したノーザンFの吉田勝己氏本人が「信じられない。もう死にそう」と、あまりに率直な感想を漏らしている。

 競ったのは例によって大金持ちのキンコンカン(金子、近藤、関口の頭の文字)3氏と、仲買人グループなどである。

 父がカメハメハで母がトゥザヴィクトリー。父母とも金子氏の馬だし、氏が必死に競るのは分かる。問題は関口氏だ。一気に吊り上げてサッと降り、「あれは冷やかし」なんだと。火付け役に満足顔との報道があったけど、敵陣が「あの男にだけは譲るかぃ」という気持ちになったんじゃないの?

 金は使ってナンボという氏の考え方には賛同するが、冷やかしまでするのかよ。でも敵陣に、1頭の馬にいかに金を使わせるかも駆け引きの一つなんだろう。どっちゃにしろ、うらやましい話なのだ。

 ボクも早く、馬を競る身分になりたいものである。手始めに家にあった古銭をネットの競りに出し、1600円儲けてうれしかった。
2006/07/08

 また煙草を値上げしやがった。30日に15カートン(3000本分)買いだめしたため、今、部屋中が煙草の山である。とにかく煙草があるので、吸う本数が激増してしまったのは大誤算だ。

 ある製薬会社の調査によると、今回の値上げをきっかけに35%の人が禁煙を誓っているそうだ。日本人は匿名アンケートでも見栄を張るのが悪い癖だが、信じられない数字である。

 逆に、36%の人が500円以上になれば禁煙すると答え、12%の人が1000円以上ならと答えている。

 どうやら、アンケート対象者はヤワな人のようだ。人の命を金に換算できないのと同様、これは金額の問題ではないのである。

 ボクなら1万円でも吸うね。死ぬもん。ただボクはプラス志向なので、その時は節約などせず、差額は悪事を働いてでも稼ぎ出そうとすると思う。

 むしろ値上げしてほしいのは馬券である。最小単位が1万円になれば、すぐに禁馬するのに。きっかけさえくれればいいのだ。ちょっとしたことなのである。

2006/07/01

 上腕筋をいわしてしまい、右肩がまったく上がらなくなった。で、近所の整骨院に通い、お年寄りに混じって電気治療と鍼治療を受けているのだ。

 たまらないのは、最後にプログラミングされている院長マッサージの儀式である。幹部を思い切りもみほぐすものだから、死ぬほど痛い。ゴキゴキ、バリバリッ。大の男が悲鳴と冷や汗に涙まで流して悶絶してるのに、このオヤジには思いやりのかけらもないのだ。腕の治療に来ているのに、腕がちぎれそうなのである。で、院長の移動とともに、横並びのベッドから次々と悲鳴が響き渡るのだ。また、名前が「あらい整骨院」である。シャレにもならん(正確には新井整骨院)。

 それでも、みるみる快方に向かっているのが不思議だ。悔しいけど、名医なのである。完治したら、絶対に復讐してやるのだ。無理やりテレビに出して、むちゃさせるとかして。

 ともかく早く腕を治してスカッと馬券を当て、借金で回らなくなった首も一気に治してみたいと思う。

2006/06/24

 グリーンチャンネルの「ライド・オン22」という番組に、初めてゲスト出演した。番組で、POG講座をやってくれという。番組の司会が須田鷹雄君で、彼こそPOGの第一人者だ。テーマに即したゲストを探したつもりかもしれんが、司会者のほうがもっと詳しいという、変わった番組である。

 今、グリーンチャンネルでは「P1グランプリ」という企画を進めている。自分がペーパーオーナーになりたい馬10頭を記入してメールで応募し、チャンピオンを競うというものだ。

 おもしろいのは、獲得ポイントを票数で割るというルールである。ペーパー人気の良血馬で1着を獲るより、誰も指名しない不人気馬で5着を獲るほうがポイントが稼げるわけだ。穴馬を探すことに大きな価値を見出しているのは、理にかなっている。

 資金が要らないので、優勝賞品はどうだっていい。栄誉を獲りにいくいい企画である。これに熱中することで馬券を買わなくて済むのなら、もう史上最高の企画だと言い切ってよい。
2006/06/17

 福井総裁の弁明は苦しい。株価すら左右できて、しかも様々な内部情報が容易に入手できる立場にいる人がファンドで売り抜けるのは、完全なインサイダー取引である。競馬の審判が馬券で大勝負しているようなものだ。

 長く量的緩和政策を推進した当の本人が、市場に流出させた資金で自分が投資したファンドをふくらませたわけである。競馬の主催者が、発走除外になった馬の馬券を大口顧客に限定して払い戻すようなものだ。

 ゼロ金利政策を唱えた当の本人が、20%利回りのファンドに手を染めていたわけである。競馬の主催者が自身は25%もはねながら、寺銭の安い海外の馬券を買い漁っているようなものだ(買い漁ってたりして)。

 このじいさんが阪神・星野SD後援会の名誉会長なのは、ほとんど犯罪である。名誉会長の資金が阪神買収の片棒を担いでいたわけだ。競馬の主催者自身がノミ行為をやっているようなものだ。

 罰としてじいさんに競馬会理事長をやらせてみたいと思う。ゼロ控除率政策。それでも勝てんと思うが。

2006/06/10

 村上氏が逮捕され、世の中に平和が戻った。最後の会見にはあきれた。まだ何も分かっていないのだ。苦労を知らないため、他人の痛みを分かる回路がないのである。

 「企業価値を高めた」とはとんだ詭弁。余計なお世話だ。己の利益のために相手をゆすり続けただけである。どの企業も、大事な従業員とその家族を守るため要求を呑み、スーツを着たならず者に泣く泣く利益を差し出したのだ。

 先に逮捕された小太りにも言いたいが、会社が株主のためになどあるわけがない。株主は、高値で売り抜けたら会社に何の未練もなく、投機と言うから聞こえはいいが、株とは、研究や予想こそするものの、結局は働かずに金を得る手段にほかならない。

 予想して「券」を買う。株と競馬は同じである。それを日本語では「博打」と言う。会社が、通りすがりのバクチ内のためになどあるわけがなかろう。

 彼は世間の怒りを、自分が儲けすぎたことへの嫉妬ととらえている。誰がじゃ。思い上がるな。ま、それもちょっとはあるけれど。

2006/06/03

 今月から道交法が改正され、駐車監視員とやらが違反ステッカーを貼りまくっている。暑いのにご苦労はんなことだ。そんなすごいエネルギーを公権力の加担に注入するのはもったいないけどね。

 宅配の車も介護の送迎車も一律ダメで、郵便配達はいいんだと。意味を考えず、様々なケースを想定できない頭の固い人間どもが作った悪法は、いずれ機能不全に陥るだろう。

 ボクなら迷惑駐車をランク分けし、渋滞の元凶車だけを取り除く。「意味」で取り締まるべきである。

 この前、タクシーの中でこの話題になり、運転手が「我々は助かりますわ」と言いよったので腹が立ち、「おたくらの二重駐車のほうがよっぽど迷惑じゃ」と言ってやったら、素直に認めよった。客待ちタクシーは全部取り締まるべきだ。

 そもそも安い駐車場があちこちにあれば、誰も違反はしないのである。その点で、廉価のコインパークを始めて財を成した、「カフェ」の馬主さんは偉い。馬券の相性は最悪だけど。
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